【デジタル】ちょっと今日は管理ドメイン内にある古いデータを眺めていました

僕が昔から持っていて、唯一手放していないドメインが、このWordpressも置いている「kluv-depth.com」というドメイン。
立ち上げたのが2000年5月なので、かれこれ23年以上ずっと保持ししてるドメインになります。

このドメインの意味はと聞かれる事もあったのですが、説明しておくと「Kが愛する(luv=love)深い所(depth)」という意味なんです。意外に単純な名前なんですが、言われないとわからないですよね。もともと、僕自身がアンダーグラウンドな情報(「違法な」ではないです)やデジタルな話を発信するためにso-netで1997年ごろに始めたページ自体を「折角なのでドメインでも取るか」って思って始めました。

当時は、ドメイン取ってまでホームページをやる人はそこまで多く無かった事もあり「webring」という仕組みで繋がって、 BBSと言われる掲示板で情報交換をしたりしてなかなか楽しい時代だったなぁとか今昔のサイトを見ながら振り返ったりしています。今は当たり前のようにSNSがあったりGoogleがあったりするんですけど、90年代はGoogleもまだ日本上陸してなかったですからねー。

2023年のNTT R&D FORUM 2023での一枚。基調講演も聞いたのですが、研究所発表であるにもかかわらず非常にわかりやすいことが印象的でした。なんにしても、この技術は非常に興味深いし早く自分の手で触ってみたい気持ちでいっぱいです!

2000年にGoogleが日本に上陸していますが、それまで僕はNTTが提供している「goo」をメインに使っていました。今も、たまに見にいっていたりね。もともと、この検索エンジンはInktomiのエンジンをベースにNTT研究所が開発したもので、多分ここで集積した情報が今の「tsuzumi」に繋がってるんだろうなーと思っていたりね。いや、 gooって辞書も作ってたしメールサービスもやってたし、ブログもやってたしで「言葉」に関わるあらゆる事を実験していたイメージで。それがあったからこそ、今世界でトップクラスのLLMになったのかなぁなんて。
多くのLLMは英語圏で作られたもの。ただ、僕が仕事で使っているのは日本語で、かつ専門性の高いもの。この資料をきちんと構造化して整理するにおいては、「tsuzumi」を使いたいなぁなんておもっていたりします(昨日、武蔵野研究開発センタで発表会を聞いてきて「これだなー」と直感的に思った事もあり)。

サイトの一部は、TRIPODのサービスを使ってたのも思い出しました。日本では、infoseekに買収されて短期間で終わっちゃいましたよね。まぁ、あの頃は色々出てきては消えてって時期でした。infoseekは、楽天に買収されて名前だけは残っている感じですね。

ちょっと、話がずれたんですが結構色々やってきたなぁと思う中で、まだ実はネット上にいくつか残っているものがあってですね。
もともと、僕は「夜」の側の人なんですが、複数あったディレクトリーの中でも結構力を入れていたうちの一つが、このALL NIGHT LONG。
今となっては、あり得ないのですがhtmlを細かく手打ちで打つはまぁ今でもやるけど、お店のロゴをスキャンした上でベクター化した上で、更にそれを透過GIFに加工して掲出ロゴを作成。
そればかりか、Google Mapもない時代だったので地図を見ながら全部イラストレーターで地図を作成。食べログもない時代なので、自分でグルメ本や情報誌、場合によっては足を運んでメモをして情報に落とし込む。
ものすごく根気のいる作業なんだけど、多分この時代からコンテンツコミュニケーションを信じていたし実践してたんだなぁと改めて自分に感心していました。
90年代末期の情報なので、もはやほとんどお店は残ってないんですけどね。でも、貴重なアーカイブなので削除はやめようと思っています。
まだ、デザイン的には洗練されてなかったりするんですけど。

気が向いたら、覗いてやってください。

◾️KLUV-DEPTH : All Night Long
https://www.kluv-depth.com/all/all.html

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