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【DIARY】僕が料理をする理由

こんばんは!本当は、選挙もあるし週末に「アベノミクス後、生活者レベルでは、全くもって景気が回復していない(むしろ悪化している)」ことを記事化しようと思っていたのですが、思った以上に指数が多いことと、なんか複雑になってしまうので断念しました。とまれ、選挙以降も知っとくべき知識だと思いますので、自分自身の手できちんとまとめて資料化したいと思います。既に計算している人も多々いるとは思いますが、結構細かい指数を拾っていくと想像以上に手取りが悪化していることがわかります。正直、政府関係者や官僚はこの現実を把握していないのではないかと感じています。わかってないって、罪ですよね。

20190715
今日のカレーを仕込み中。
今回のルーは、シェアウッドのコルマ。
隠し味は、色々w

さて、表題の件。僕は、たまにインスタも上げていますが週末は料理を積極的にやってます。きちんと起きた時は、朝昼晩とです。片付けも、洗い物も含めて。食べることが好きなので、料理が好きというのもあるのですが料理ってとってもクリエイティビティが刺激されるもの。だからこそ、ある意味ストレスの解消の意味合いもあって料理しているというのもあります。「創ること」が、元来好きだというのが大きいかと。なので、毎度同じ料理というわけでもなく常に「なんか新しいことやってみたいなぁ」という感じでバラエタルを増やし続けています。もちろん、定番も多くなってきていますけどね。その定番に関しても、アレンジを続けているので同じものはあまりないというところ。同じなのは、イワシの水煮とか肉じゃがとは本当にシンプルなものかなぁ。豚肉と小松菜の炒め物ですら、毎回スパイスとか調味料違うし。なんだろう、出来るだけ「何か違う事やってみたい(実験的なインスピレーション)」と思ってしまい、たまに失敗していますが最近は感覚知でバランスとってます。しょっぱい時は、どんまい(‘ω’)

この日は、ちょっと疲れてたので軽く小松菜と豚肉を中華風に炒めて。
あとは、旬のホタルイカを酢味噌で。
お魚の旬も大事だよねー。

さて、僕はメディアプランにかかわる人たちは出来るだけみんな料理したほうが良いんじゃないかなぁって思っています。理由は色々あります。

  • 旬を感じ、学ぶことが出来る
  • 自分で食材を買えば、生活者目線の文化が分かる
  • 創作意欲が満たされる
  • 僕は食卓もプレゼンの場だと思うので、企画力が磨かれる
  • その時食べたいと思うものを食べることが出来る
  • 「食=生きる事」なので
  • 厨房に立つ男はモテる by 加持リョウジ
まぁ、最後の「モテる」はあれですが、実際の話子供達には好評です。多分、いつも食べているスミさんの料理とまた毛色が違うので食べる楽しみがあるのではないかと。週中でほとんどコミュニケーションが取れない自分としては、子供と食を通してコミュニケーションできるという意味でとても大事な時間だと思っています。自分が企画した食卓が、受けるか受けないかをリアルに感じられるってのも刺激的かなと毎度感じます。ダメな時、だめな反応来るし。

それはさておき、プランニング目線。僕たちB to Cコミュニケーションを企画するお仕事にかかわる人間は、生活者目線を持つことが最も重要な事象だと思っております。その視点で、「一体店頭で、生活にかかわる食材はいったいいくらで売られているのか?」という事や「今の旬は何なのか?」という事を把握しておくことは基本中の基本だと考えています。自ら包丁を握って料理をするという行為は、料理を考え買い物に出向き店頭で旬を知り、その価格を自ら確かめ、場合によってはいくつかのお店を比較し購入するという行為に繋がります。これを繰りかえすと、結果として景況が反映されやすい生鮮の価格を知り、その推移をみることが出来ます。この情報を掴むってグローサリーメーカーに勤める者としてとても重要な部分で、自分たちが今販売しているものが世の中的に適正な価格なのか、求めてもらうために何をするべきなのかを決める最前線である、最終購買決定の現場の事情に繋がる情報を取得する「場」のリアルなんですよね。コンテンツコミュニケーションにおいても、ブランドコミュニケーションにおいても、僕は必ず生活者目線が重要だと考えているので、この「食」を通して世の中を俯瞰するという行為を大事にしています。いや、実際の話ここから見えてくる世界ってなかなか面白いですよ。あとね、知的好奇心もくすぐられたりね。

実際、消費税ってこの生活のための糧にかかってくるもので可処分所得の低い人ほど直撃する税金。お金が余っているような人にはリアルではないし、自分で買い物をしない人たちには縁遠いもの。この辺をきちんと肌身で感じていたら、政権与党が無理押ししている「消費税増税」はないなーと思いますよ。今あるべき姿が、「財政引き締め(特に土木)」「法人税見直し」「議員報酬見直しと定数削減」「所得税見直し」ではないかと。このままだと、国がヘタる気がします。あとね、こんな状況が続くと僕らが販売しているような嗜好品はいずれ切られるなと。僕は、「食」に触れあいながらそんなことを考えていたりします。

みんな、料理しようぜ!楽しいよ。

【デジタル】Macbook Airのバッテリーを自分で交換してみました

うちのmac book airさん(バッテリー交換前)

こんばんは!蕁麻疹で辛くてずっと倒れているのですが、あまりにも暇なのとせっかく時間ができたのとが重なったため昨日の晩にAmazonさんに交換用のバッテリーを注文。しかし、ほんとAmazonすごいなと思うのは昨日注文したのに、もう今日のお昼前には届くんですよ。一体どうなってるんだか。そして、届きてくれたのは爽やかなイケメン。おっさんなのでどうでもいいけど、世の女性の皆さんはああいう人が届けてくれたら嬉しいんだろうなーとかどうでもいいことを考えていました。

ちなみに、当方が使っているMacBook Airは”13-inch, Mid 2012“(部品番号:MD760xx/A、MD761xx/A)でもう7年前の型番。しかしながら、現役で全然使えるのでバッテリーが持たないくらいで買い換えるのもなんだかなぁと思っていたんです。普段使いの”Affinity photo”にしてもその他のツールにしてもなんの問題もなく動きますしね。何しろ、僕の場合は基本2Dでデザインしているか音作っているか記述あげているくらいなのでハイスペックが必要ないんです。となると、今の環境で十分。騙し騙し使ってきたけど、いい加減電源抜くと10分くらいしか持たなくなってきたのでバッテリー交換。

みなさんがアップしているのは、この蓋をあける前の画像。シンプルで、しゃれたパッケージだと思います。僕的に、SLODAの箱デザインは好き。工具も一緒に入っているワンストップ仕様も好感が持てます!

僕が選択したのは、中国の深圳に本拠地をもつ”深圳市吉泰兴科技有限公司(Shenzhen jitaixing technology co., LTD)”のブランドSLODAのバッテリー「SLODA 交換用バッテリーApple用MacBook Air 13″ A1405 A1466バッテリー[リチウムポリマー、7.6V、7200mAh] 」。

政治的になかなか相容れない部分があるので悪くいう話も多いですが、僕個人として深圳はシリコンバレーやテルアビブと並んで「行ってみたいなー」と憧れる都市なんです。場所的にも、香港に隣接している地域なのでいきやすい感じですしね。何より、テック企業がひしめき合っている地域なので製造業からスタートアップまでというハードとソフトが混在して街の企業体質を形成しているという熱量に魅力を感じます。まぁ、そういう意味で本当は東京も面白いんですけど遠くに見えるからこそ面白いというか。亜細亜的カオスがまだまだ生きている都市だからこそ、ダメなところはあっという間に淘汰されていくわけですが、その視点で2013年に立ち上げてappleのバッテリーOEMを中心に地道に実績を作り続け、世界的なシェアを積み上げているという点での今回の選択です。

MacBookのネジ山
ご存知の通り、MacのネジはPentalobe security screwという特殊仕様。ホームセンターに行っても売ってませんw

さて、というわけで手順の解説を簡単に。まずは、電源を切りましょう。これやらないと、壊れます。当たり前だけど。あ、書き忘れていたというか写真部分に記載しましたがAppleを長く愛しているユーザーの皆さんはよくご存知かと思いますが、Apple製品の裏ネジはPentalobe security screwという星型の特殊なものになっています。このネジ、もともと2009年にセキュリティ向上のために採用されたものなんですが、今となってはサードパーティーで安価に作られているため元々の機能は有していないかなぁとか。とはいえ、わざわざ買ってこないと使えないこともあるので一定の効果はあるのではないかと。

わかりづらいかもですが、左上のものが外周を固定している短いタイプのネジで、左の机の傷の下にあるのがジョイント部分を固定している長いタイプのネジです。

という事で、まずはこのネジを黙々と外していきます。ちっこいので、無くさないようにちゃんとわかるように配置していくとモアベターです。ちなみに、この型番だと大きいものと小さいもので2種類(ジョイント部分2本が長く、その他の8本が短いものになります)。外し終わったら、蓋を外して中を開けてみることになります。ちなみに、蓋のセンターがバッテリーのセンターに噛むような構造となっているためへし折らないように斜め上に抜くような感じにしていくことをお勧めします。

思った以上に、ホコリだらけでした。特に、ファン部分にはものすごい量の埃が吸い込まれてなんかクッション付きファンみたいになっているという….

さて、開けてみてかなり驚いたというかある意味予想通りだったのですが埃だらけ(苦笑)。この埃、口でふっと吹きたくなるのはわかりますが水分は大敵なのでエアダスターで吹っ飛ばしてください。これほんと大事。折角バッテリー直しても、マザーボード壊れたら元も子もないじゃないですか。まぁいい機会ですので、念入りにやっておくといいかなぁと思います。僕は、とりあえずきになるとこについては先に吹っ飛ばして旧バッテリーの取り外しを。先に左下に見える写真の本体ハーネスを抜いたのち、全体を支える5本のネジを抜いて完了。ちなみに、写真を見ていただくとわかりますが何故か接合部分が割れていたり。これって、経年劣化なんですかね?破棄する方のバッテリーなので、問題ないといえば問題ないのですが。ちなみに、ハーネスは上に見えているセル板みたいなものを引っ張ると簡単に抜けます。精密機器なので、慎重にではありますが。

かなり慎重にはやっていましたが、ここまでの所要時間代替5分程度。いや、そのくらい簡単なんです。ここで改めてエアーダスターでお掃除。大事なことですが、この状態だと色々むき出しになっているので本当に慎重な作業が必要ではあります。他の人の記事の中には、トラックパッドが動かなくなった的なことを見たこともあるので。とにかく、余計なものは触らず水分から遠ざける。ちなみに、当方は作業中部屋は乾燥かけていました。

バッテリーのロゴは、純正からSLODAに。でも、小洒落たデザインなのでしっくりきています。

というわけで、意外なほどあっけなく入れ替え完了。あとは蓋をするだけです。ネジ、なくなってませんよねw?閉じちゃうと、またあけるのもアレなのでちゃんと埃はダスターで念入りに。最初の手順を逆巻にして、ネジを全て止めて作業完了。さて、ちゃんと起動するのだろうか……

立ち上がったー!というわけで、問題なく今も動いています。正規代理店に依頼すると1万5千円弱するところを、自分で実施することで半額くらいに抑えることができました。そのことも嬉しいのですが、何より分解して中を見てみるという行為にワクワクが止まらないタチなのでそういう好奇心が満たされたこともGoodでした。いや、いい体験。

おかげさまで、充放電回数も1回というフレッシュな状態となりご満悦。まだまだ、このマシン現役で使えそうで嬉しいです!

僕の場合、購入して既に7年近く経過しているのでそもそも保証が切れているということがあっての自前修理ですが、保証期間内ですとその後の保証が受けられなくなるリスクがあります。という意味では、あまりお勧めしませんがAppleケアの3年が過ぎてからだとどちらにしても保証外での作業となるわけで。それほど難しい作業ではないので、機械分解再構成などの経験がある方なら、簡単にできるので「バッテリー持たないなぁ」と思ったら自分でやってみるのもいいんじゃないですかね?いや、心持ちの問題かもしれませんが処理スピードも上がっている気がします。多分パワー=スピードの部分もあるので、体感=事実ではないかと思う部分もあり。ということで、快適になったというお話でした!

あ、そうそう。説明書にもあったのですが、初回から3~5回くらいは100%まで充電したのち、7%位まで充電器つながずに使用をすることでバッテリー性能容量を最適化できるとのこと。これ、ちゃんとやることで長持ちさせられるみたいなのでやっておきます。こういうの、きちんとやったことないけど今回はやるw

最後に、調べてたら見つけて面白かったのでJETROの深圳市を紹介したPDFのリンクを貼っておきますね。

そもそも深圳ってどこにある!?

【デジタル】LINEスタンプのサブスクが伝えるもの

僕は、なんども記述の中で「創り手に対する敬意」の話を書いてきました。なぜかというと、自分自身が制作上がりで、その制作は目に見えていない多くの人の労苦と汗と創造力の上に成り立っているものだと知っているからです。だからこそ、僕たちは「オーダー」するのではなく「お願い」するのだという気持ちを指すれてはならないと考え行動しています。

さて、表題の件。先日記述したLC19のお話の中で、LINEスタンプがサブスクになる話を書きました。大した扱いにはしてないのですが還元部分が気になる話はメモっていたかと。というのも、別のエントリーで音楽のサブスクがかなり酷い事になっているという記述を書いた後のお話だったから。しかしながら、今度のLINEスタンプの話はそれ以上の衝撃を感じさせてくれました(苦笑)。

190630_sp,ちゃんと寝ろという時間ですがアップしてみました。
深夜アップなんで、真っ暗な画面。相変わらず不健康……。
分配額の変更について 『LINE Creators Studio』でスタンプをつくった場合に限り、クリエイターさまへの売上の分配額が0円になります。 『LINE Creators Studio』をご利用中のみなさまの声をもとに、申請されたスタンプをより早くお使いいただけるようにするため、また安定したサービス提供のため、クリエイターさまご本人のスタンプ無料化(後述)や審査体制の強化、ならびにサーバーの増強といった改善を行うべく、今回の変更を決定いたしました。LINE Creators Magazine

0円???((((;゚Д゚)))))))

何がすごいって、還元放棄しましたよ。いや、一応今までアップしたものは還元するみたいなんですけどね。あと、web版LINE Creators Market経由での投稿は今まで通り還元。多分、利便性からアプリ版の「LINE Creators Studio」経由のものもそれなりに多いのではないかと思うのですが、規約をきちんと把握せずに投稿すると「分配金0」になるなというお話です。まぁ、一応前提としてうちわで使いやすいようにプロセスを簡略化したアプリだからという事なのでしょうけど、職人も使ってるだろうなーと。

もう一つ。結果論ですが、web版LINE Creators Market経由でアップしたとしてもサブスクに掲載されたら圧倒的に分配金が下がるという事実については何も説明されていません。サブスクモデルの基本的な分配の考え方は、「全売上金×(各権利者のコンテンツの総利用回数/すべてのコンテンツの総利用回数)」となるわけで単価100円のスタンプについて一時金で受け取るのかサブスクで通年で受け取るのかという選択ですが、相当な人気クリエイターではない限り一時金の方が圧倒的に収益率が上がるような気がします。どのくらい、みんながプレミアムに登録するかにかかっていますが。本来、この辺の説明を丁寧に行うのが筋だと思うのですがLINE社は特に創り手に敬意を払っていない為なのか、このサブスクモデルの分配金に関する説明をサイトでは一切していません。LINE MusicのFreemiumというモデルで再生される部分についても、原盤使用料払う気ないのではないだろうかと想像してしまいます。

蓋を開けてみないとわかりませんが、良質な作品を供給するクリエイターがサブスクに参加しなければそもそも新しい良質なスタンプがサブスクに反映されないわけで、結果としてはこのプロジェクト自体がフェイドアウトする事は想像に難くありません。本来あるべき姿は創り手とプラットフォーマーが「同じテーブルで会話し未来へ進む」試みがなされて初めて市場が開けると思うのですが、このようなプロセスを経ていないことが根幹的な問題だと感じています。生活に入ることを前提としている企業だし、元々の立ち位置に悪意がないことも分かっているだけにきちんとこの辺を丁寧に対応してもらいたいなーとか。もはや、インフラ化していますしね。LINE。

【追記】折角なので、スタンプを販売した際の収益額の計算などをしてみたいなとおもいました。

LINEアプリ内のスタンプショップでの売り上げ発生の場合
  1スタンプ=50LINEコイン=88円
  88円×0.35=31円
 ※1LINEコイン=1.76円 , (全売上-Apple or Google手数料30%)*50%=0.35
と言うわけで、実際に売りを立てて生計を立てると言うにはなかなかハードな現実があることがわかります。この計算式で思ったのですが、このシステム自体はかなり良心的な割り戻し設定だと思いました。制作者に35%ってなかなかないですもんね。これが、サブスクになるとどうなるかと言うこともすごく適当ですがシミュレートしてみましょう。

LINEスタンプをサブスクモデルで販売した場合
【前提計算式】
1契約=240円(学生は120円)
稼働から考え、ざっくり300万人が契約と仮定。うち、学生が4割。
240*180万+120*120万=5億7,600万円

【CASE1】全ユーザーが一人5種のスタンプを活用し、そのうち2,000名が自分のスタンプを活用したと仮定。
  5億7,600万円*0.7*0.5/1,500万*2,000=26,880円
(月次単価:13.44円)

【CASE2】全ユーザーが一人10種のスタンプを活用し、そのうち2,000名が自分のスタンプを活用したと仮定。
  5億7,600万円*0.7*0.5/3,000万*2,000=13,440円
(月次単価:6.72円)

【CASE3】全ユーザーが一人15種のスタンプを活用し、そのうち2,000名が自分のスタンプを活用したと仮定。
  5億7,600万円*0.7*0.5/4,500万*2,000=8,960円
(月次単価:4.48円)


 ※これまでの販売形式の場合:31×2,000=64,000円
これでも、かなり楽観的な数で弾いています。一瞬、「でも、10種くらいで回してくれたら4ヶ月で元が取れるよね!」と思うかもしれませんが選択肢が多くなれば多くなるほど一点あたりの稼働率は下がると言うもので。これまでも、なかなか収益が上がらなかったものが、さらに厳しくなるのではないかなぁと計算してて思いました。ちなみに、お気づきかと思いますが、どのパターンになったとしてもLINE側の収益は月次2億160万でこの計算では固定となるわけで安定収益をもたらしてくれる金のなる木となるわけです。サブスクって、実はシステム側にとってステークホルダーに対するアピール案件になりうると言う意味でユーザーサイドというよりプラットフォーマー側にとって採用するに値するモデルなんです。一番割りを食うのは、創り手というね。

【デジタル】Line Conference2019に行ってきました

2018年6月27日(木)、舞浜で行われたLine Confernceに行ってきました。僕自身デジタルのメディアプランニングにLINEを組み込むことはほぼないのですが、BTLのツールとして別部門で活用しています。その関係で、最新の情報を知っておく必要性があるため足を運びました。2019年のテーマは「Life on LINE」。FaceBookが良く言うONE STOPサービスを、LINEもやりますよと言うことだと受け取りました。この思想を支えるのは、「Offline」「Fintech」「AI」の三つの要素。

代表取締役の出澤 剛氏。J-ScoreのLINE版、「LINE Score」の説明。

「O2O(Online to Offline)」を「OMO(Online Merges with Offline)」という言葉で進化的に置き換えてましたが、現実僕らデータを触っている人たちの中ではすでに境界線は無くなっていることもあるので特に新しくもないので割愛。メディアの世界では、もはや数年前に起こっている出来事ですし。Fintechの話で、CashLessの話をしていましたが、これは「資金移動業者」として出来ることを最大限活用していくという工夫の話かなと。出澤氏が説明した「Line Score」は既出の「J-Score」のLINE版ですが、SNSという個人情報の塊と信用情報が一緒くたになるという意味では、ちょっときな臭いなぁと思いました。同じように信用情報を活用した「Yahoo!スコア」が6月3日に発表した際炎上したことを受けてだと思うのですが「プライバシー」に十分配慮しているということを連呼していましたが、規約見るとこんなことが書かれています。

第7条 LINE Score 算出時の質問 1 利用者は、当社が運営するアプリケーション上での質問にご回答された場合、以下に同意したものとします。 (1) 利用者は、質問に回答された内容について、ご自身が有する著作権等の知的財産権その他の権利が含まれる場合、当該権利をすべて当社に譲渡するものとし、当社は、その内容を自由に選択、修正および編集することができるものとします。 (2) 利用者は、質問に回答された内容に係る著作者人格権を、当社および第三者に対して行使しないものとします。 2 当社は、利用者がLINE Score 算出時の質問に回答した内容のうち、氏名、生年月日その他の記述等により特定の個人を識別することができることとなる情報については、その統計結果等の個人を特定できない形態にて、第三者に提供することができるものとします。LINE Score 利用規約
なかなかすごいなと思うのですが、質問の回答に関する権利が全てLINE側に帰属するという「個人の権利を無視した」規約はあまり例を見ないなぁと改めて。僕的には、「プライバシーに全然配慮する気ないな」と思いました。だって、回答した個人から集約した情報の権限を剥奪してしまえば配慮する必要はないわけで、この時点で「お前のものは俺のもの」と言っていますよね。この辺は、担当者というより法務の思想に問題があると僕は考えます。おおよそ、SNS向きではないなと。ということで、個人的には利用しないことをお勧めします。瑕疵担保責任を放棄していることも、かなり気になります。正直こういう「消費者契約法」無視したような規約を平気で記載するSNS企業には驚きを覚えます。

次に出てきた「LINE Talk」は「Skype」や「Lobi」のLINE版サービス。まぁ、アプリ跨がなくてもLINEでオープンな会話できるよってことで「slack」あたりもターゲットに想定しているみたいだっだけど既存サービスの焼き直しなので特に興味は持てませんでした。ゲーム系のチャットはすでにLobiがあり、ここにナレッジがアーカイブ化されている上にすでにゲーム連携が進んでいる中わざわざLINEで新たに立てる意味がないし、そのために結果としてLINEスレッドをわざわざゲーム内で告知するというプロセスが煩わしいなと。slack代替としての活用も、slackの魅力はアプリ連携での無限の可能性であってチャットツールとしては普通。ポータル的な場所でなければならないというのはLINE側の主張であって、ユーザーサイドの視点ではないなという意味で我々メーカーの「プロダクトアウト」の悪弊に近いものをちょっと感じてしまいました。自戒も込めて。この後、LINE NEWSの話やエンタメのワンストップサイクルの話も出てきたのですが同様の感想。既に世にあるサービスのLINE版を作ってLINEに入れましたよ。という話で、ユーザーニーズではないよなぁという印象を同様に受けています。mixiの例に学ばないのかなぁと。

あと、LINE STAMPをサブスクにしたら職人が干上がるとか考えなかったのかとこれにもちょっと残念な印象。

Fintec周りなのですが、デジタル領域における「資金移動業者」つながりで「LINE pay」「NTTドコモ」「メルペイ」3社でアライアンスを組んで「MoPA」というグループを立ち上げたようです。横のつながりにおける認証は、「eKYC(electronic Know Your Customer)」でつないでいくんでしょうね。

この後も、色々発表は続くのだけど「どこかで見たことのあるサービスをLINEに入れました」という話の上になんか中途半端で耳に入らなくなっていったという…..。

そんな中、僕がもっとも心惹かれたというか思いを持って聞いたのは舛田さんが自ら発表した「LINEは改めて検索に挑戦します」という言葉。思えば10年前、僕がフラフラしている時に遊透に誘われてNHNの大崎にあった本社に赴き舛田さんにあった時がまさに彼が検索事業に挑戦していたタイミングで、「質問受けたら30分以内で答える」的なものすごい負荷がかかるサービスを人力でPoCしていた頃。「なんか、すごいことやってんな」と思いつつ横目で見ていたんだけど、結果として検索事業から撤退。そんな時期の彼を見ていたからこそ、この発言には本当に深い思いがあるんだろうなーと。だって、彼はその前は「百度」にいた人だしね。検索事業に対する思いは深いはず。ここは、頑張って欲しいかなぁ。

全体的には、「うーん」と思うことが多かったのですが最後のプレゼンにはエールを送りたいと思った1日でした。

【デジタル】サブスクリプションモデルが一般化して、アーティストには還元されているのか?

先日のWWDC19で、遂に”iTune”が終了すると言う何だか寂しいような時代がまた変わるなぁと言う新しい予感のようなお話が。辞める理由は、やっぱりサブスクリプションモデル。僕が、デジタル配信のメリットとして考えるのは「配信数の見える化」なのですが、色々調べてみるとなかなか持って闇が深いなぁと思うこともだんだんわかってきました。いちばんのネックは、やはり「レコード会社 v.s. アーティスト」の部分。最初の頃は、デジタルベンダー対レコード会社のしのぎあいだったようですが、レコード会社の搾取構造というか「還元したくない」理論はなかなか酷い様相です。どことは書かれていないのですが、東洋大学学術情報リポジトリに書かれた情報によると

レコード会社が受領する原盤使用料× 1 ~ 2 %×80%

などと言うなかなかふざけた契約をサブスクモデルの契約に適応しているレコード会社があるようで。2016年の文献なので、少しは改善されているかもしれませんが、逆に3年前のことなので今だに横行している可能性は高いかなぁと。冷静に考えて欲しいのですが、CDを作るとなると「製造コスト」「在庫+返品リスク」「物流費を含む流通コスト」「ディストリビューター+小売マージン」「レーベルマージン(宣伝費含む)」があります。ここに「著作権使用料」「原盤印税」「歌唱印税」が入ってコストが弾かれるわけで。

現実的には「製造コスト」「在庫+返品リスク」「物流費を含む流通コスト」は0円。と言うことで、データさえあればレコード会社はリスクゼロ。合わせて、中間流通が存在しないため「ディストリビューター+小売マージン」→「キャリアマージン」と言うことでこちらもコストダウン。何より、物を作るリスクと残るリスクがないため計算方法が全く変わるはずだと言うことは当たり前でわかる話。レーベル側のコストは変わらず発生するんだけどね。少なくとも、レコード会社側にリスクはない。合わせて言うなら、小売店やディストリビューターへの営業コストもかからないため人件費も圧倒的に圧縮されるわけです。となると、当然料率は変わってしかるべき。

大体、リスクゼロの上で過去の流通形態路に比べて圧倒的に人件費圧縮ができる状態で今だに「原盤使用料×1~2%」ってなかなか酷いにもほどがあるよね。合わせて補足しておくけど、「×80%」ってのは過去のアナログ流通路の返品リスクに対する一律ヘッジなので必要ない。では、海外ではどうなのか?

この記事、どちらかと言うとサブスク時代になって今まで以上にミュージシャン格差が生じていて中堅以下が食えなくなってきていると言う話なんだけどね。

ストリーミング・サービスに加え、音楽業界にはあまりにも多くのブローカー、中間業者、その他第三者が存在することも、アーティストの実入りが少ない理由のひとつといえる。ストリーミング時代のロイヤリティがブラックボックス化されていることはもちろん、メタデータの欠陥や、さまざまなサービス間で正確な数字をレポートする方法の不備等による抜け穴のため、アーティストへ支払われてないお金も多い。その額は数十億ドル規模に膨れているという。「お金の流れを追ってみると、アーティストへは約10%が渡っていることがわかった。非常に低い数字だ」とCitiグループのメディア・ケーブル・サテライト調査員のジェイソン・バジネットはローリングストーン誌に語った。「若きアーティストは、音楽業界の悲惨な現実やお金の流れを理解しておらず、彼らが大金を手にすることはまずないだろう。ビジネス全体から、信じられないほど大きな金額が漏れ出している」Amy X. Wang (in the article of 'Rolling Stone')
と言うことで、「大変ですね」と読み飛ばしそうなんだがちょっとまて!アメリカでは、「10%」しか渡ってないので非常に低いと言っているのですが、日本の場合原盤使用料の「1~2%」ですよ…..。いかに日本の音楽業界がアレなのかがわかりますよね。これ。

法改正とかしない限り、この状況は打破できないとなると日本のレコード会社と契約して音楽やる理由ってなくなってくるのではないかとか思ってしまいます。と言うか、多分早晩そうやってレルフプロデュースでオンラインで組織化して動く集団が現れるでしょうね。今はそう言う時代。あ、そう言う意味ではワクワクするな。ビジネスモデル作れそうだし、なんか考えてみようかな。乗ってくれそうな人たちと、スキームでも考えてみるかね。妄想だけど、デジタル上での組み立てならうまくいきそうな気がする。僕は、いつまでも創り手の味方でいたい。

最後に、日本レコード協会の出している音楽配信売上げの直近四半期数字をのキャプチャーを貼っておきます。これみても、もはやデジタルにおける音楽摂取はサブスクに飲み込まれたなぁと言う感じです。全体の半分以上ですから。だとしたら、きちんとその流れに合わせて商流を組み直すのがあるべき姿ですよね。

【デジタル】今更ながら、WWDC19の事:特にLook Around

こんにちは。ここのところ、なんだか異様に忙しくて記述できていませんでした。特に、WWDCについては僕的にも「書きたいなぁ」と思う事が多かったんですがタイミングを逸してしまって悩んでいました。が、やっぱり記録はしておこうかなぁと。

iPad OSもiPadユーザーとしては嬉しい限りなのですが、なにより「ああ、これか!」と思ったのが「Look Around」。去る5月12日(日)にThai Festivalに向かっている最中、代々木上原から代々木公園に抜ける道で前を走る車のてっぺんにカオナシの骨格みたいなものがついてる車の側面には、「Apple Maps」の文字が。もともと、登場当初から使えない的な扱いでGoogle Mapしかみんな使わない状態が続いていたのですがこの時「お、コレいいタイミング!」と思ったんですよね。と言うのも、Google Map日本版がZENRINとの契約を終了してポンコツ化したGoogle Mapの代わりに何使おうかと思っていたタイミング。WWDC19では、Apple Mapは更新するだろうなぁと言うことをこのタイミングで察していました。

Photo from https://eftm.com/
なんだか、「カオナシ」みたいでかわいいよね。POPではないけど

忘れた頃のWWDC19では、予想通りの発表。アップされている写真を見たら、やっぱりあの時見た車と同じタイプのものが大写しに出ている画像が海外サイトで確認できました。と言うことは、東京でもすでにデータ取得が始まっていると言うことなので日本でも近くコレが使えるようになるってことですよね!多分、来年のオリンピック目指してローンチ狙ってくるはず。と言うことは、3月末ごろとみた!!そして、昨年MacRumorに出ていた徒歩で地図データ収集していた人の話、もしかしたら徒歩視点でのデータ収集なんじゃないかとも思うので車視点だけではないデータも出てくるのかなぁなんてワクワクしています。

Man Wearing Apple Maps Backpack Surveying San Francisco on Foot

iPad OSについては、みなさん色々書いていますが僕的には直感的に使えていたはずのタブレット端末がなんだか複雑化してきていることにはちょっと懸念が。難しくないようにと思って、僕の実家でも妻の実家でもiPadを推奨して僕が設定してコミュニケーションに活用しているのですが、なんだか操作が複雑になってきてしまったなと言う印象なのです。もちろん、PCとの連動性を考えると「天気」とか「写真」とかいろんなものがTOPで見えるのは嬉しいんですけど、父母世代にとっては「どれ押せばいいのかわからんくなってきた!」になるんじゃないかと言う懸念が。コピー&ペーストがジェスチャーでできるのとか、かなり僕的には便利なんだけど、両親は間違いなく「おわー、間違って消したー!」とか言う事故起こしまくるだろうなと言う絵が目に浮かびます。「シンプルモード」と「アドバンスモード」みたいな選択性になるといいなとか勝手に希望を。

個人的には、今まで使いづらかったWPの編集画面がiPadOSになることでPCのような使い勝手で活用できるのが嬉しい。同じ事が、Photo、Affinity Photoでも言えるので今までいちいちPCで編集かましていた作業がiPadにてワンストップになるのは俄然投稿タイミングが増えることになるのではないかと。まだ、iPad OS版WP見てないからなんとも言えけんけどねw

iCloudが、本格的にクラウドサーバーとして機能することになりそうなことにも注目しています。と言うのも、両実家と写真を共有するにあたって今はLINEなどのツールで送ってるんですけど、フォルダを分けて共有できればかなりシームレスに共有できるようになるかなとか。外付けHDが使えるようになるのも良いですよね。コレができないので、今まで写真や動画はPCで編集していたんですけど、iPadはiPadで暇な時間に触れるってのが良いです。ただ、iPadで映像触るにあたっては注意点が僕的にはあって、僕みたいにテザリングしている人はiCloudとデータ連動していると勝手に転送してあっという間にギガ単位でデータを食うと言うリスクがあることは知っといたほうがいいと思います。この前、高尾山に子供と行って楽しくなっちゃって10分の映像を納めて保存した途端に自動で転送すると言う事故が。この辺は、別の記事でロジック含めて書き起こしますね!

Photo from https://eftm.com/
技術的には、ほぼハッシュ化なのかなと思いつつ技術的にはappleのサーバー内のみで突合できる暗号化だと思うのでバックドアを開けられない限りはこれはかなりセキュアなのではないかと

ある種、ハッシュ化に近いなと思っているのですがSign in with Appleに実はかなり注目しています。これ、僕らが実施しようとしているシングルソース化の新たな壁なんですが、実はこの考え方が僕的には新しいユーザーエンゲージメントのあり方を作るのではないかと期待しているんです。僕が考えるセグメントに、「年齢(一応仕事的には20歳以上ではないと困りますがw)」「性別」「国籍」や「友達リスト」あたりは全く必要なくて純粋に「何に興味があるのか」と言うところに集約しています。大事なのは、それぞれのオンオフを問わない行動履歴が大事なのであってデモグラ界隈の情報ではないんです。その視点で言えば、ここで追える情報で多分十分なんだろうなーって。このハッシュ化的な処置を施されたアドレスがキーチェーンで保管されていると言うのも理想。覚えるの面倒だし。ただ、最後に残るのはiCloudのセキュリティでしょうね。iPhone落とした時の。顔認証にしておけばいいんでしょうけど、僕みたいに生体認証にしてない人間はリスクあるかなぁと。その辺置いておいて、一度この辺の技術については僕が考えている今後のデータ構想にも繋がるのできちんと理解しておこうと思います。

他にも色々あるけど、僕的に気になったポイント抜き出し。ほんでは、また!

【デジタル】メディアプランニングにおける信頼関係について考えた事

昨日、業務中に「うーん」と思う事があったので、僕の考えるあるべき姿について記述を残しておこうと思います。僕が考える「クライアント/仲介者/メディア(パブリッシャー)」の関係は「実現したいことを決める人/双方の言い分を咀嚼し最大化するために動く人/自らのポテンシャルを正しく伝える人」であるべきだと考えています。その関係地の中でも、僕ら企業内プランナーは「メディアが持つポテンシャルを想像し引き出し、ブランドの価値を最大化するアイデアを創る人」だと言う認識です。

ここで重要なのは、「仲介者=双方の言い分を咀嚼し最大化するために動く人」で、この人が「いや、それはできないでしょう?」と言ってしまった時点で「クライアントとメディアの化学反応の最大化」が実現しなくなってしまいます。実現するために、この「仲介者」が阻害要因になるようなら居ない方がうまくいくと考える事が当たり前の思考。答えるべきは、「どうやったら実現できるか一緒に考えましょう」ではないかと。なぜ「できない」と言ってしまうかについてはいくつか要因があると思っています。

  • 結果を求められたら面倒(結果が出なかった時に)
  • レビューに手間がかかりそうなので、業務を増やしたく無い
  • 業務負荷が増えた時に、メディアとの調整事項が増えることを避けたい
  • とにかく、簡単に済ませたい
  • クライアント側が言ってることの意味がわからないので潰しておきたい
  • 予定していた項目では無い
  • 理解できていないことを悟られたく無い
  • 言っている事がコストの範囲外
  • 出来るだけ手間をかけずに成果を勝ち取りたい
  • いつも難しいことを言うこいつ嫌い

上記にとどまりませんが、様々な事情があるのでは無いかと思います。しかし、みなさんご存知の通り、クライアントサイドのデジタルメディアプランニングに関わる人間で、かつ好奇心の塊のような担当者は日々死ぬほど勉強をしていて「このメディアならこのようなデータが裏にあるはずなので、こう言う事ができるに違いない」と言う仮説を持っていますし、その仮説をどのようにブランドに返せば「今まで見えなかった事」を可視化できるのかと言う未来予想図を描いているものです。この未来予想図は、それぞれのプロジェクトの話を聞いた瞬間に妄想を始めますし、当然のことながら自らが向き合っているメディアの自社担当と会話し何ができそうなのかについて予め「画」を描いて打ち合わせに望むものなのです。

もし、この描いていた「画」をディスカッションの中で「仲介者」が否定し続けるようなら多分その先の未来はご想像いただけると思います。僕が考えるに、「それはできない」と言ってしまう行為は、「クライアントの意思を否定」すると同時に「メディアの可能性も否定」する行為。「持ち帰らせていただきます」もアレですが、それ以上に双方に対する信頼関係を損ねる行為になるのでは無いかと感じています。

誰も幸せにならないですよね( ゚д゚)


僕は、メディアと向き合う時にそのメディアで出来そうなことをできる限り勉強します。英語版しか情報がないようであれば、もちろん英語版を。なぜそうなるかと言うと、始まる段階で「出来そうなこと」を洗い出しておかないと後出しで「あれ出来ない?これ出来ない?」と言い続けることになるし、それ言い続けるといつまでたっても始められないじゃないですか。それだと、施策自体がいつまでたっても決まらないですよね。最近の傾向として、「メディアプラン+クリエイティブプラン」がデジタルの主流だし、メディアプランは分析プランとセット。となると、「やりたいこと、できること」は最初にきちんとテーブルに並べておくべきなのです。そのためには、日々勉強。大変だけど、これが一番大事なこと。これをやって初めて、先日のEconsultancyのクローズドセミナーで出ていた「RoundTableに座る資格」が出てくると思うのですよね。それがあるべき姿。

僕と一緒にお仕事をする皆さんには、「学ぶ姿勢」と「受け入れ、一緒に考える姿勢」を持っていただきたいと思う事しきりです。もちろん、自分も初心を忘れずに…..

【ゲーム】ついに、小島秀夫の新作が来るぞー!:DEATH STRANDING

あの騒動から、はや3年半。みんな待ってたよなー。と言う事で、小島さんの新作が来たー!!!と言うか発表はされてたんだけど、ティザーが公開されたと言う話。

発売は、2019年11月8日。遂に、俺がPS4を買うことに決めました。まぁ、ACE COMBAT7をやりたくてどうしようともがいてたところで、やっと腹が決まったと言うのが大きいのですけどね。
流石にPS3のゲームはやらなくなったし、子供用に用意しているスイッチのゲームは子供用なのでと思っていたので。やっぱり、プレイステーションかなぁ。

内容は近未来っぽい感じではあるのだけれども、パラレル世界を繋ぎながら現実世界で戦いながら旅をするゲームっぽい。ちなみに、題字はKyle Cooperですよ。さすが、小島さん。映画好きの魂掴みますわ。いやさ、ホントねタイトル画面って大事なんです、まさに「入口」ですから。どれだけ良い作品でも、タイトル次第で見られなくなる。これ、本の装丁とかもそうですよね。

よくある話で、中で成功するとさらなる高みへを登り始めるクリエイターはお金を使ってしまうわけで、その辺があって2015年の事件に至ったわけでしょうけど、我々ゲームファンにとっては素敵なクリエイターが創るゲームはやっぱりワクワクするわけで意見は色々あれども僕は楽しみにしていると言う話なのです。11月が待ち遠しいなぁ。

▪️DEATH STRANDING 公式サイト

【デジタル関連】デジタルのお仕事について考えておきたいこと

このところ、デジタルマーケターという言葉がもてはやされて、この業界自体がかっこいい的な扱いになってきているような気がします。反面、デジタルシフトという言葉が先走っているが故に、上から言われたけど何をやればいいのかわからず途方に暮れている人も多くいるというのが印象。一応お断りしておくと、僕はデジタルマーケターではなくデジタルを中心軸としたメディアプランナーですので、同列では語れない部分がありますが、彼らのやっている仕事とかぶる部分も多いため、僕が考えるデジタルのお仕事との向き合い方について記述しておこうと思います。この中では、かなりキツイ言い方も出てくると思いますが、あくまで個人的見解であり全てにおいてそうであるとは言い切れないことは一応書いておきますが、それほど的外れではないと思って記述していった文章ではあります。

『デジタルは好きですか?学ぶ覚悟はありますか?』

いきなり重い話で始まっていますが、ここって実は一番大事なことなので最初に書きました。デジタルについては、わかっているつもりでも日々進化をしていくため、そのスピードについていくためには 日々吸収していく必要がありますし、クライアント側の立場にいるのであれば質問に答えていく責任があります。ただ、あまりに専門的なことが多いカテゴリーですので「わからないことを、わからないという」事も大事な責任だったりします。これは、代理店の営業担当者にも言える事なのですが、「わかったふりをしてしまう」事により致命的な誤謬が発生する事もあるため勇気を持って「教えてください」という事も大事。そこも含めての学ぶ覚悟です。プライド優先で、わからないと言えない人は僕的にはこの業務に就くべきではないと思います。あと、興味がないとそもそも学ぶ姿勢を取ることなどないので、人事に言われても辞退すべきです。自分を含め、関わる人全てが不幸になりますので。ただ、言われた時に興味がないことでも「新しいことにワクワク」し前向きに臨める人であれば問題ないかなと思います。

『ストレス耐性はありますか?我慢強いですか?』

ここ、どの業務にも共通して言えることなのかも知れませんが、デジタル業務はルーチンであることの方が少なく日々起こる事件に丁寧に対処しながらケーススタディを記録に残し、次なる業務をさらに改善の先に載せることになります。翻っていうと、安心して日々9時〜17時まで業務をこなし、夕方からは趣味の世界を謳歌するみたいな事はなかなか出来ないかなぁと。だけど、これ前段で書いたことではあるのですが「デジタルが好き」であればこの状況を逆手にとって「日々を学び」と捉えることができるためその状況を悲観しないのではないかと思います。合わせて、デジタルは決めてから発注するまでは早いのですが、 それまでに様々な考証を重ね「最終的なゴール」と「結果を可視化する」プロセスを見据えてプランニングする必要があるため実は前置きの部分にかなりの労力がかかります。ここをきちんと抑えることができる人間が、正しくデジタルを扱える存在であり、このプロセスを端折る人間はプランニングに関わるべきではありませんし、あなたが上司であれば関わらせるべきではないと考えます。

『自らの手でトラブルを解決するだけの意識がありますか?』

これも、考えようによっては「覚悟」だと思うのですが他の業務に比べ企業やユーザーに対する影響範囲がかかる費用の割に絶大で、一度出てしまったものが取り返せない割に意外に簡単に世に出せてしまうというものすごく難しいバランスがあります。特に、ウェブサイトについては自社の管轄下にあるためトラブルが発生した場合には自社でしか対応できないケースがしばしば。この際、デジタル担当の仕事は「決断」することに最も重きをおくことになります。この「決断」は外部パートナーである代理店やプロダクションには出来ないからですね。この決断を下すに当たってという視点では、本来担当は最低限プロダクションの言っていることの意味をきちんと理解しているべきで、それが出来ないのであれば更に学ぶ必要があるのです。とは言え、この知識が最初から身についているわけではないと思うので、最低限半年は専門知識のある人間を内部や外部パートナーにアサインしてもらい、判断時は必ず相談するというプロセスを経て学ぶ環境(OJTですね)を周囲に整えてもらうという事はお願いした方がいいでしょう。ただ、学校ではなく企業ですのでデジタルの基礎知識は自ら率先して学ぶということが当たり前の姿です。企業担当や代理店の営業として具体的な指示をせずに、外部パートナーに丸投げする人間は誰も幸せにしないと思います。というか、相手から信頼されないですよね。

『責任を取る覚悟がありますか?』

まぁ、正直企業で働いていて失敗したとしても殺される事はありませんw。だけど、誰かが責任を取る必要があるのは事実です。この責任を取る覚悟というのは「誰かのせいにしない」というシンプルな意識。トラブルが起きると、その対処のために多くの人が作業に関わることになり、企業の担当者や代理店の営業担当は「落とし所」のジャッジをすることになります。このジャッジがいつまでたっても行わなければ、直接パートナーのみならずその先にいるプロダクションなどのメンバーをずっと待機させることになります。それが故、企業内担当は「今回、このタイミングはここまではきちんと進めておきましょう。それが終わったタイミングで解散とします。」という判断をする責任があります。そうですね、責任をとるというか責任を持つということですね。代理店の営業担当で言うならば、クライアントの言質をとってその日のリカバリーのゴール地点と今後のスケジュールをジャッジすると言うことではないかと考えます。これが出来る代理店担当は信頼に値すると思います。もちろん、この際クライアントサイドに自分の言葉で「今日できること」「その作業でリカバリーできる範囲」「明日以降のスケジュール」について説明できる事が必須条件です。

『あなたはコミュニケーションを愛していますか?』

これは根幹かもなのですが、これがないとダメだなーって。作業としてデジタルコミュニケーションと向き合い、気にしているのは効率と数字のみの人間はコミュニケーションに関わって欲しくないし、関わるべきではないと思います。本質が見えないし。「なんとなくカッコ良い響きだから」という理由だけで、デジタルのみならずコミュニケーションに関わって欲しくないんですよ。僕は、コミュニケーションを愛しているので。考えてみたら、これが全てだし「これがあれば全部できんじゃね?」とか思ってみたりね。

つらつら書き連ねましたが、考えてみたらこれってデジタルに閉じた話ではなく外部パートナーとお仕事をしている全ての人たちに言える事ですね。僕は、外部パートナーは円卓に座るべき人たちだと思って仕事をしています。僕が嫌いな言葉は、「業者」と言う言葉。相手にそう言うことを言う人にも「は?」とか思いますし、自ら謙ってそう言う言葉を使う人にも疑義を感じます。そうじゃないでしょ。。。。。と言うことで、連休も終わりこれから最盛期に突入でいろいろ大変なのですが自分の中の気持ちを整理するためにも記述を残しました。

みんな、楽しくデジタルの仕事しようぜ!

【Diary】国東半島を旅してきました 2日目:190505

前日の日記が、加筆に加筆を重ねて何故か廃仏毀釈の話に展開し長編となってしまったのですが…..。この日記は一体どこに向かうのでしょうかw?

さて、二日目は宿泊していた「和の宿 三國屋」さんからほど近い道の駅くにみからスタート。基本、お土産的なものが調達できればいいなぁー程度で寄ったのですが結構充実。そして、右手奥に広がる海と公園が!お子様二人が、「行きたーい!」と言うので足を運んでみたらきれいな砂浜が広がっていました。考えてみたら、ここってもう少し下ると佐賀関。有名な「関鯖」が上がるきれいな海なんです。いや、昔来てた時には気づきませんでしたが本当に美しい。ちょっと立ち寄るだけのはずが、一時間以上ここで過ごしていると言う。

大分の大きめの公園では、船の形の遊具が多いなぁと言う印象。それも、かなり大型の。これって、やはり土地柄が影響しているのでしょうね。 前日に立ち寄った甲尾山風の郷公園の遊具も船の形だったなぁと。それも、両方とも海賊船系。和田堀公園のは、汽船だし。東京にも、ああ言う感じのあるといいなと思いました。

5月は最も緑が美しい季節ではないかと。改めて、その美しさを国東で堪能しました。ここは、両子寺大講堂へ抜ける坂道。

次に向かったのは、六郷満山の中山本寺である両子寺。国東半島の中心にそびえる両子山の名前を頂くお寺さんで、山岳信仰の中心に当たります。この寺院にしても明治期の廃仏毀釈の被害は免れなかったようですが、関係者の皆さんの努力により今の形を保っているようです。ちなみに、廃仏毀釈で大講堂を燃やされたようです。多分、この際に貴重な仏像とかも破壊されたり盗まれたりしたんじゃないかなぁと。調べてみれば調べてみるほどなんですが、明治維新って中国の文化大革命みたいですね(涙)。たまたま調べてて出てきたのですが、当たり前ですが発端の山口で起こって歴史的には隠蔽されていた事件の話が書いてあったのでリンクを貼っておきます。 [ 明治維新の秘話・大寧寺と豊川稲荷 ] また、脱線したので続きを。ここのお寺の奥の院は杵築藩の松平家から寄進されたものということでここにも庶流とはいえ三河の松平の系譜があったんですね。知らなかった。てっきり、北部九州には徳川の流れはないものだと思っていました。

こちらが、杵築藩主松平候によって1846年に寄進された奥の院。ここの裏側には、不老長寿の湧き水があったりします。

さて、ここ両子寺は先ほど書いた通り国東山岳信仰の重要拠点。と言うことで、手前のところになんだか鎖の設置された崖があるなぁと思っていたら、その奥がまさに修行場に続く道。と言うわけで、奥地まで進むことにしました。正確に言うと、子供二人が勝手に進んでいたので追いかけることに。奥に広がるのは、まさに道無き道で人が通ったことによって「ああ道なのかな?」と言う感じになっているけど、下手すると気づかない感じ。ところどころ、大岩があり「針の耳」や「鬼の背割り」と言った名所が出現します。普通に、楽しいです。これ!

三人待たせた状態だったのと、次なる行程への時間配分も考え山頂は目指さず鬼の背割りでUターン。それでも、結構な時間を費やしました。遊びに行った方は、ぜひこの鬼の背割りは見てほしい!いや、ほんと凄いから。

次に向かったのは、名刹富貴寺。ここ、知らなかったんですけど宇佐神宮の宮司一族宇佐氏によって作られた、個人的な阿弥陀堂だったんだそうです(とはいえ、西叡山高山寺の末寺ではあるのですが)。今回、初めてガイドさんのお話をお聞きしたのですがそのおかげで成り立ちを知ることができました。建物は、末法と言われた平安期の建物で、今も現存するこの時期の建物はこの界隈ではここしかないのではないかと思われます。それもあって、大堂は国宝。本尊の阿弥陀如来像や、大堂内部の壁画は重要文化財に指定されています。今回のガイドさんの案内がなければ、この内陣に施された浄土を描いた壁画についても知ることがなかったなぁと思うと言う部分でも貴重な体験でした。

正面の絵は皆さん撮影していると思うので、趣向を変えて横からの写真を。

旅の最後は、豊後高田の「昭和の町」。ここは、ひなびていく商店街を逆手に取り往時の街をうまく再現+保存しながら観光地化している場所。田舎町を知っている人ならなんのことはないかも知れないけれど、今となってはもうこのような原風景が残る場所は本当に数少なく。僕も、色んな土地をDJしながら旅しましたがほとんどシャッター街か、もっと言うと朽ちてしまっている町が大半。そんな中、このような形で街を残していこうとしている豊後高田の試みは評価すべきだと思いましたし、素直に面白くて楽しめました。揚げパンは、食べておいたほうがいい♪

と言うことで、今回の連休は大分国東界隈を満喫してきました。また、これからも連休このくらい余裕があるといいなーと思うことしきり。いや、ほんとこう言う形でないと休めないからね。もっと日本人、休んだほうがいいと思います。働きすぎー。と言うか、色々考える時間が欲しいところ。では!

ラスト一枚は、富貴寺の山門。七色の光が美しく撮影できたので。いい旅でした。