【Music】昨日のお昼は、ずっとCDJ100Sの修繕をしていました

どこのパーティーであったかは定かではないんですが、SHOちゃんにCDJ100Sを借りたら「もう、もっていっちゃって」と言われてうちにずっと保管されたままでした。で、なぜそうだったのかというとジョグダイヤルの部分が加水分解してベタベタしていたから。自転車のハンドル部分のゴムがベタベタしてきたり、プラ系のサングラスの軸部分がベタベタしてきたりっていうのを今まで色々体験してきたのですが、これって加水分解のせいだったんですよね。これ、この年になるまで知りませんでした!

加水分解とは、反応物が水に反応して起こる分解反応です。
このとき水分子 (H2O) は、生成物の上で H(プロトン成分)と OH(水酸化物成分)に分かれて分解生成物の中に入ります。反応形式に沿って分類することにより、加水分解にはさまざまなケースの反応が得られます。

樹脂プラスチック材料環境協会

高分子化合物のエステル結合に作用して、結合を解いてしまい見た目上「溶けた」ような状況になるってこと。なので、ベタベタするんですね。お察し願えると思いますが、結果としては「分解」しているので、元には戻りません。なので、この状態になったらメンテして「剥がす」作業を実施することになります。この方法がずっとわからなかったと言うか、色々試してみて上手くいかなかったのですが、たまたまネット見てたら「丁寧にエタノールで拭き取るといい状態に戻せる」と書いてあったので試してみることに。結果から言うと、まぁまぁ手間がかかったのですが特段問題ないレベルにはなりました。ちなみに、溶け出した樹脂は塗料みたいなものなので、手はかなり黒くなったりするし、周辺に固着すると中々取れないので、服装や環境には注意しながら作業したほうがいいと思います。僕は、消毒用アルコールジェルと、キッチンペーパーを使って地道に作業しました。

で、これを終えて電源を入れてみると、1台はそもそも電源が入らず。もう1台はCD入れてもすぐに吐き出す。。。。。うーん、ゲームオーバー?とは思ったけど、このあと果敢に検索。複数の動画を見たところ、全く参考にならないものも多くあったのですが、インドの人がCDJ100Sを修繕している映像日本のその映像を見て修繕した人のブログを組み合わせて確認して電源の入る方は無事動くところまで持っていきました!

CDJ100Sの中。かなりシンプルな作りでした。

裏側には5本のねじがあって、これを外すを右側の写真のようにぱかっとあきます。表示モニターとかの心配もあったんだけど、制御機構は台座側、表示モニターは蓋側に固定されているので、結構楽に作業ができる感じで、両者をつなぐハーネス部分を損傷しなければ大丈夫。あ、なので開けるときはローディングを自分側に向けて考えると左を掴んで右側に開ける感じと理解しておいてください。

次にCDを入れる部分の金属の蓋が4本のネジで固定されているので、それを外します。その際、右上部分には固定用ケーブルが挟み込んでありますので、留意。写真を診てもらうとわかるとは思いますが、工程を進めるうえで、工程ごとに写真を取っておくと「これ何?」が起きないのでいいと思います。これは、結構重要です。

この写真の真ん中辺に見えるスプリング、なくさないように!

他の説明ではあまり触れられていないのですが、先程の蓋を外すとクッション用に台と蓋を挟むハーネスの横にちょっと大きめのスプリングが入っていまして。これ、固定されてないのでなくさないように気をつけてください。
最初に気づかず、中に落として往生しました。
ピンセットで拾いましたけど。。。

修繕するときって、修繕マニュアルはないのでほんとに最新の注意を払いながらやらないと後で「なーい!」とかになるし、場合によってはなくなっていることにすら気づかない始末で。昔に比べると、調べると色々「やってみた」系の動画やサイトが有るのですが、人によって気づくポイントが違うので中々大変です。

さて、ここまで開けると、次はピックアップレンズ部分一歩手前。多分、読み込みができないのはレンズの問題だと思うので、まずはちょっと掃除したいなと。ということで、ここはネジではなく4個所の爪で固定されているので、折らないように慎重に一つづつ外す。これ、何回もやると慣れてくるんですけどね。。。外すと、右の写真のような場所がむき出しになるので円盤みたいに見えるCDを乗せるトレイの上川にある小さなレンズを掃除。
ついでに、ピックアップレンズを動かしているバーについているゴミも掃除。

このハイライト部分ね!ちょっとづつ動かさないと、正しい位置がわかりません。。。

で、試しにまたカバーをはめてCD入れてみるも動かず。となると、レンズが汚れて読み込めてないからではなく読み込み角度の問題かなぁと言う感じなのであまり気乗りがしないけど、水平調整用ネジを微調整。右側の写真のハイライト部分です。これ、かなり繊細なのでちょこっとづつ調整しながら動くポイントを探す感じで。。。気長な作業を1時間以上続けて、結果的には動くようになりました!良かった。

でも、もう一方については電源は入るようになったのですが、結局どんだけ触ってもCDは読み込めず。別途、CDJ200もあるので、これ以上時間をかけても仕方がないので総計4時間近い作業で1台修繕して終了としました。でも、ベタベタしてるからということで10年位触ってなかった機材を思い立って分解して、試行錯誤して動かせたことはいい経験になったし、楽しめました!
長くDJから離れていたのですが、少しづつまた環境を整えてて。
今年から、少しづつ復帰していければなーと思っている次第です。

余談ですが、このピックアップレンズ「DWY1069」は、CDJ100 CDJ-100S CDJ-500S CDJ-700S CDJ-100S CDJ-500S CDJ-700Sで使われているとのこと。レンズは、この辺みんな一緒だったのねーと。
Yavorというメーカー名になってるけど、見つからない。B to B企業なんだろうねー。

無事に動くようになりました!

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