【デジタル】今回のサーバー移転の顛末について

こんばんは!まだ、リビングのPCは調子が悪くてあんまり記述向きな状態ではないのですが自分の部屋でやると画面が小さいんですよね。そういうのもあって、さっさと買い換えればいいんですけどもしかしたら今年新しいiMac出るかもなーとか色々考えすぎちゃって何も進まないというジレンマ。あと、古いiMacがすでに部屋に転がってて「これどうやって処分を」とか(梱包してアップルに送ればいいだけなんだけど、梱包がめんどくさい人)壁が山のようにあって。あと、どれにするのか悩むんですよね。Mac miniでもいいのでは、とかApple Storeの人に言われて心が揺らいだりね。まぁ、一回買うと5年くらい使うので本当に悩むんです。いつもだと、あんまり悩まないでパパッと仕事含め決め込む僕ですがMacの購入だけはいつもこんな感じで煮え切らずに毎日を過ごしているというね。

さて、余談からスタートですが今日は今回のサーバー移転の話。遡ること、1年ちょっと前。ふと思い出して、WordPressを再開してみたんですね。かなりの期間放置してたんだけど、お仕事で会社のWPを見直して再構築したいなーと思って、折角なので自分のところを一旦大胆に作り直してからその実験結果を持って仕事に生かそうと考え作業にとっかかりました。まずは過去記事の洗い替えをしつつ、新規記事をボチボチ上げていたんですよね。そしたら、程なくしてというか丁度1年前くらいにPHPの整合性で問題が発生。WPって、かなり親切な設計で古いバージョンのサーバーでも使えるよう数年前のバージョンのスペックでも使えるよう配慮してくれているのです。ただ、プラグインやテーマはこの限りではなく色々ズレが発生。ご存知の通り、PHPはバージョンによって文法が変わるんですよ。その所為で、最新バージョンの場合どうしても表示に影響が出る。なので、当時できる一番新しいことをということで模索しながらテーマなども選んできました。が、次に起こった出来事でサーバー移転検討が現実的になりました。

こればっかりは、どうにもならないんですよ。というのも、当時の僕が借りていたサーバーは10年以上更新されていない感じでして。ただ、普通にドメインを維持するためであれば、それでもいいのかなぁと思って使っていました。とはいえ、実際にきちんとWord Pressを使ってサイト運営しようと考え始めていたので「これではダメだ」ということで運営会社とも適宜連絡を取りつつその先を模索していました。当方が借りていたのは、CsideNet。2002年に立ち上がった、当時としてはかなりセキュリティにも気を配り対応も早いサーバー運営会社であったと記憶しています。というのも社長の小尾さんがやり手で、バリューコマースのホスティング部門を買い取ったりで結構名を売っていたんですよね。その関係で、本社ビルが千代田区三番町に建つほどまでになった会社です。が、サーバー事業は一旦立ち上げるとそこから先に大きく収益を伸ばすことができるものではなく維持が主な業務となるためコスト競争の中で徐々にユーザーが移転して行き、結果として事業縮小となり今は本社をまたサンシャインシティに移行したのだろうなーと感じております。デジタルって、本当に弱肉強食ですからね。

とまぁ、そんなこんなでSSL対応も難しいし、PHPの更新も予定していないという回答だっだので移転をすることに。ただ、ここからが大変でCsideNetさんが事業縮小した関係ですが、とにかくレスポンスが遅い。専用フォームからメールを送っても、2週間レスなしとか、ざら。そんな感じだったので、実際にサーバー移転が出来そうだだとなったのは11月ごろ。そこからも色々時間がかかって、サーバーロックが外れたのは1月末ごろでした。

さて、この時に移転を考えていたのはさくらインターネット。こちらも、CsideNet以上に古くからある有名なサーバー会社。今となっては、こちらはトップ10常連の雄。業務関係で取引先の企業も活用していることもあり、大丈夫だろうと思って準備のためにサーバー立ててデータ移行を開始。問題なく動いたので、本格的に移転しようと思ったのですが、この時点でちょっと気になることが。FTPツールで入ると、契約先がざっと見れちゃうんですよ……..。まぁ、会社名をフォルダ化している企業に限った話ではありますし、フォルダの中までは権限があって入れないのですが「一覧で見れるって、どういうこと?」という感じでちょっとした違和感を感じていました。その後、ドメインのロックが外れたという連絡を受け「よーし移行だ!」と思って移行手続きをしてもDomain StatusがclientDeleteProhibitedなので出来ないと。何度やってもダメなので、さくらに問い合わせると「弊社の仕様上、Whois情報のステータスが「ok」の場合、転入手続きを進めることが可能です。」という回答。Csideにその旨を伝えると、「先のメールでもお伝えいたしました通り、現状のドメインステータス「clientDeleteProhibited」はドメイン削除を禁止しているだけでドメイン移管の妨げにはなりません。移管先事業者様の処理上のご都合かと思います。なお、ドメインステータス「ok」は危険な状態ですので、弊社の権限では変更が許可されておりません。」という回答。

両者の答えが食い違うので、一旦Csideの話を正として、丁寧に調べてみたところ一時期話題になっていた「ドメイン名ハイジャック」からの削除防止のためにこのような設計しているのではないかということがわかりました。この時点で、「セキュアではないかもなぁ」ということで既に入金はしていたのですが急遽オルタナティブな契約先を検討。結論として、今回今移転したXserverさんに落ち着きました。ディスクスペースを200GBにした際のコスト感と通常契約でRAID構成が付いてくることも大きな要因の一つでした。何せ、あまり更新してなかったとはいえ2001年のドメイン取得からのデータなので、20年分なんですよね。これを飛ばすわけにもいかず。あと、おまけでドメインが一個ついてくるのも魅力でした。これは、裏ドメインとして使うのでここでは秘密ということで!あ、忘れてましたがPythonの3系統が使えるのも。さくらインターネットは、2.7のみなんですよ。

まぁ、そんなわけで今は落ち着いてサーバー使えています。まだまだ、ボチボチ整備しながらなので本格稼働はちょっと先ですが記事の記述は適度に進めて行こうと思います。会社のサーバーアップも、まぁまぁ大変なんですが無理なくね。

【デジタル】先日、北海道で話しながら考えていたこと

こんにちは!天気がいい日で外出したいのですが、折角サーバー移行もほぼ完了してメール設定も仕上がったので一本記事を書いてから外出しようという感じでして。いや、これは朝から決めてたことなんです。というのも、今日は子供たちは遊びに出かけていて珍しく家で一人。一応、家はフルで掃除して洗濯も完了。ご飯も食べたし、洗い物も終わったということで爆音でBlue Planet Corpを聴きながらの記述なのです。しかし、GOA聴きながらの物書きって、集中できていいですね。これ、一人じゃないとできないもんなぁ。

さて、コロナウィルス禍で色々おおわらわな昨今ですが、そんななか密閉空間である飛行機に乗って北海道に行ってきました。用向きは、Sapporo esports × Biz Seminar2020でのパネラー登壇です。あと、夜の部として北海道eスポーツ協会の皆さんとのディスカッション+懇親会。僕は、企業人としてこのeスポーツに関わっているのですがご存知の通り僕自身ゲーマーなのでここに力を入れているという部分もあります。ただ、これは別に贔屓目という視点ではなくあくまでマーケティング視点で見て可能性があると踏んでいるからこその選択です。趣味は本当に山のようにありますが、僕が組み立てているマーケティングプランに組み込むことが出来ないカテゴリーには全く踏み込む気はないです。ゲームって、娯楽の中でも結構大きな可処分所得と可処分時間を占めていてまだまだチャンスがたくさんあると思いますし、エンゲージメントの高さも半端ないですからね。そういう意味で、大きく「娯楽」という括りの中で共存が可能だと踏んでいるというか確信しているのでここに注力しています。絆の深さは、僕的には音楽以上のものがあるのではないかとも思っています。音楽人としては悔しいけど、これは実感知としても事実かと。ただ、このゲームでの取り組みで学んだことが、逆に改めて先に取り組んでいた音楽業界へのアプローチでも生かせる部分が多々あることも事実で、それを形にするための思索も始めていますが、それはまた別の話。

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【DIARY】あけまして、おめでとう御座います。

明けまして、おめでとう御座います。ここのところ、記事を書いていなかったんですが実は理由がありまして。というのも、元々いまドメインを置いているサーバーが10年以上更新されておらずという状態で。

とはいえ、単にコンテンツサイトやってるだけだったらこれでもいいのかなぁと思って長らくお世話になってきたということもあってずっと使っていました。しかしながら、WordPress側のここのところの更新ラッシュでいよいよPHPのバージョンが合わなくなってきたというのが今回の異動の理由。ちなみに、今のサーバーのPHP バージョンは5.2.6。現在の最新PHPは7.3。WPはそれでも後方互換性をある程度キープしていてくれてるんですけど、昨年のアップデートで最低5.6.20が必須となりまして。本体の更新ができなくなったことが移動の理由です。ちなみに、当方が契約しているサーバーのスペックは下記の通り。ある意味、14年前のサーバーがいまだにメンテナンスできちんと動いていたという事実にはサーバー会社への敬意を表したいです。

今使っているサーバー
ServerName:em008.cside.jp
CPU:Pentium(R) M processor 1.73GHz
MEMORY:2.0GB
OS:Debian
WebServer:Apache2.2.34
MailServer:qmail
運用開始日:2005年6月15日

あと、もう一つの理由がSSL/TSL対応。最近、Googleのみならず、ブラウザサイドでもHTTPSとならないサイトを「危険なサイト」とみなす傾向が強くなってきているという印象があります。現サーバーとこの辺のやりとりをして見たのですが、「今後SSL化する予定はない」という回答をもらったことも中長期的にみて検索ランクなどの大きな影響を与えると考え決断の後押しとなりました。僕が独自ドメイン「kluv-depth.com」を取得したのは2000年5月18日。なんと、間も無くドメインを取得して20年になるんですね。感慨深い。そのころ、まだドメインに関してはカオス状態で僕自身も5つくらいのドメインを取得していました。本名を活用していたドメインについては、今となっては観光地化した地域のドメインとして使用されていたりして時代を感じます。あの当時、ドメインを取得するっていうとなんだか難しくてみんな動かなかった感じで取得したドメインを高値で売り捌くという案件も多くあった気がします。

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【デジタル】IFTTTを使ってTwitterのアーカイブを作成してみた

個人で使っている分には、特に必要ないかもしれないんですけど僕の場合業務におけるデジタル全般を見ていかなければならないと言う課題があり。Twitter Analyticsの機能だけではどうしても追いきれない部分があるんです。と言うわけで、今回もIFTTTでそう言う機能がないか探してみることにしました。もしなければ、作ればいいしなーと言うことで。

IFTTTログイン前の画面、前に比べてシンプルで可愛くなった気がします。

アカウントをお持ちでない方は、まずここでアカウントを作成。ある人は、Sign inしてみましょう。そうすると、「こんな感じのアプレットあるよ!」って言うトップ画面が。ここで、Twitterの画面を選択してどんなアプレットを見ていくことになります。あとで、詳しく記載しますがIFTTTはツールやプラットフォームが公開しているAPIを直感的につないで動かす統合ツール。”IF This Then That“の略で、「もしこれの後がこうなったら?」っていう願いを叶えてくれる感じです。いや、ほんと使いこなすと便利です。公開されているアプレットを単に使うだけでもいいのですが、構造を理解して自分でアレンジメントできるツールなので「ちょっと足らないなぁ」と思ったら構造を理解した上で自分でカスタマイズしたアプレットを作ってしまう方がさらに楽しくなります。僕自身、公開されているものをアレンジして自分なりに使っていたり。当然ですが、各社がIFTTTに公開しているAPIの範囲に限るのですが通常ディベロッパー登録しないと使えないAPIを手軽に設定してつないでいけると言うのは極めて有用性の高いサービスだと感じています。

こちらが、Twitter版のトップページ。僕が選んでいたり作ったりしたアプレットは冗談に、”Try something new…”より下にあるのがまだ使ってないアプレット。通常は、この下段部分から自分がやりたい事を元に選択します。

過去記事で、TwitterとInstagramをつなぐ際にIFTTTを使ったものをあげていますが、あの時から色々試してみて理解も深まりました。改めて思ったのですが、こういうサービスはやっぱり深いところまで理解した上で使った方が色々いいなと改めて。ちなみに、Twitterフォロー御礼の自動返信もこれまでアップされているアプレットを使っていましたが自分で日本語版を作成して入れ替えました。

上の画面への入り方ですが、IDとPassを入力しトップの画面が出たらTwitterのボタンというかバナーというかそういうのをポチッと。そうすると、Twitterに関するアプレットを集めたページトップに飛びます。今回は、自分の投稿のアーカイブ化が目的なので”Twitter → DB”となるシステムを掘り起こし。クラウド型のDBとして一般的なものとしては、Google DriveやGoogle Spreadsheetになるので探してみます。このサービスでもう一つ「いいなー」と思っているのはアプレットバナー一つ一つがピクトグラムで描かれているためざっくり繋ぎたいサービスがつながっているかが確認できる事。これって大きいなと。

こんな感じで、シンプルな画面で説明文とピクトグラムが並んでいます。ここから選ぶだけ!左下に書いてある数字がユーザー数で、右側のピクトグラムがつながっているサービスです。わかりやすくていいですよ。

さて、今回ですがTwitterのログを書き出すことが目的という事で探してみるとやっぱりSpread Sheetに行き着きました。最終的にCSVに加工してつい気分を加えた上でPythonなどで分析することも見越しているので、その視点でもこの方法が間違いないなと。

ちなみに、僕は設定してしまっているので”Connected”の表示になっていますが、最初はちょっとだけ設定画面が入ります。前に投稿したポスト”【デジタル】InstagramとTwitter連携でIFTTTを使ってみた“でも書きましたが、TwitterとGoogle双方のアカウントをIFTTTと紐付け許可して動かす感じです。もちろん、両方のIDとPassが必要となりますので業務でお使いの方は間違いないよう。間違って、Google側を自分の個人アカウントと紐付けしちゃうと後が面倒なので。ここが完了すると、下記のようなデータがSpreadSheetに自動で上がるようになります。便利!

ファイル名は、”Your Tweet”でちょっと味気ないけどどんまい。また、別の機会にこの裏側の仕組みと自分で作ってタイトルとかを書き換える方法などアップするようにしますね!ではでは。

【DIARY】このところ、忙しくて放置してたので近況を

こんにちは!というか、ちゃんと記述するの本当に久しぶりです。折角MacBook Airの電池入れ替えなどして、色々モバイルで作業できる環境を整えたばかりだったのですが、様々なPoCに参画していると同時に、実務的にも中期計画の策定や予算申請のための書類作りなどに忙殺されていました。まぁ、実際の話「やりたいこと」に繋がる前向きな忙しさなのでストレスフルではないのですが筋トレ含めて習慣化していたことが滞ると言うのはよろしくないなぁと言う感じですね。と言うことで、ちょっとづつ文章なんかもリハビリ的に書いていく方向でこれから調整します。書きたいことは、本当に山ほどあるんです。特に、コンテンツコミュニケーション周りと、eスポーツ周り(というか、ゲーム界隈w?)。週末は子供達といろんなところに遊びに行っているし、お仕事だけやってるわけではないんです!と言うことで、簡単に近況を。


  • コンテンツポータル的なサイト:4つ
  • 来期に向けたメディアプラン:5つくらい(主幹のみ)
  • なかでもブランド絡みの新しい感じのメディアプランニング:3つ
  • eスポーツとゲームの取り組み:4つくらい
  • 登壇準備:3つ
  • PoC取り組み:5つ
  • 音楽まわりの取り組み:2つ

列挙してみると、我ながら色々やっていますね。そんななか、また自宅でのプログラミングを再起動しようとしているのですが放ったらかしてしている間にOSアップデートしてしまいXcodeとかの周辺ツールが色々と。と言うことで、今も裏側でCommand Line Toolのインストールなどをせっせと実施中。前は普通にTerminalでできていた気がするのですがうまくいかないので改めてApple Developperに登録し直してDLしてました。11月には、Deep Learningの集中講座にも出るのでそれまでに簡単に環境は整えておかなきゃねーと言う感じで。なんせ、Pycharmの環境がVer2.7なのでVer3のラインにやりかえなきゃならんのです。面倒だからTerminalで完結してもいいんだけどファイルの保管など考えると専用環境が望ましいと言うことで。

今僕の中でHOTなのは、eスポーツ周りとコンテンツ周りなのですが、音楽周りでも「おお、これはやる意義ありそうだ!」と思えるめちゃめちゃ面白い話をこれから組み立てていくので全貌が見えてきたところで記述にあげます。登壇については、粛々と分析しつつデータを作り上げますが、今月の登壇については今回の登壇とは別に別途今回のPoC専用の発表の場を設けたくてしかたがない。と言うのも、相当面白いプロダクトなんだけど何より直感的に使えるすごくわかりやすいプロダクトなのですよね。まだ日本には上陸してないけど、是非皆さんに使って欲しいお話しでして。クローズドイベントでの登壇で軽くお話ししますが、このための会についてはちょっと扉を開けてお話しできればなぁと言う感じです。

最後に、昨日は某S氏と一緒に2家族でお酒飲みながら二子玉の花火大会に行ってたんですが、そこでS氏と話したことがあまりに面白かったのでプロジェクト化しようかなーと言う。みんな、本当に面白いことやってるなーと思いつつ、一緒にやればさらに面白くなるはずだと確信したのでクソ忙しいけどこれも「これから」に組み込もうと思っております。お楽しみに〜!!

【DIARY】僕が料理をする理由

こんばんは!本当は、選挙もあるし週末に「アベノミクス後、生活者レベルでは、全くもって景気が回復していない(むしろ悪化している)」ことを記事化しようと思っていたのですが、思った以上に指数が多いことと、なんか複雑になってしまうので断念しました。とまれ、選挙以降も知っとくべき知識だと思いますので、自分自身の手できちんとまとめて資料化したいと思います。既に計算している人も多々いるとは思いますが、結構細かい指数を拾っていくと想像以上に手取りが悪化していることがわかります。正直、政府関係者や官僚はこの現実を把握していないのではないかと感じています。わかってないって、罪ですよね。

20190715
今日のカレーを仕込み中。
今回のルーは、シェアウッドのコルマ。
隠し味は、色々w

さて、表題の件。僕は、たまにインスタも上げていますが週末は料理を積極的にやってます。きちんと起きた時は、朝昼晩とです。片付けも、洗い物も含めて。食べることが好きなので、料理が好きというのもあるのですが料理ってとってもクリエイティビティが刺激されるもの。だからこそ、ある意味ストレスの解消の意味合いもあって料理しているというのもあります。「創ること」が、元来好きだというのが大きいかと。なので、毎度同じ料理というわけでもなく常に「なんか新しいことやってみたいなぁ」という感じでバラエタルを増やし続けています。もちろん、定番も多くなってきていますけどね。その定番に関しても、アレンジを続けているので同じものはあまりないというところ。同じなのは、イワシの水煮とか肉じゃがとは本当にシンプルなものかなぁ。豚肉と小松菜の炒め物ですら、毎回スパイスとか調味料違うし。なんだろう、出来るだけ「何か違う事やってみたい(実験的なインスピレーション)」と思ってしまい、たまに失敗していますが最近は感覚知でバランスとってます。しょっぱい時は、どんまい(‘ω’)

この日は、ちょっと疲れてたので軽く小松菜と豚肉を中華風に炒めて。
あとは、旬のホタルイカを酢味噌で。
お魚の旬も大事だよねー。

さて、僕はメディアプランにかかわる人たちは出来るだけみんな料理したほうが良いんじゃないかなぁって思っています。理由は色々あります。

  • 旬を感じ、学ぶことが出来る
  • 自分で食材を買えば、生活者目線の文化が分かる
  • 創作意欲が満たされる
  • 僕は食卓もプレゼンの場だと思うので、企画力が磨かれる
  • その時食べたいと思うものを食べることが出来る
  • 「食=生きる事」なので
  • 厨房に立つ男はモテる by 加持リョウジ
まぁ、最後の「モテる」はあれですが、実際の話子供達には好評です。多分、いつも食べているスミさんの料理とまた毛色が違うので食べる楽しみがあるのではないかと。週中でほとんどコミュニケーションが取れない自分としては、子供と食を通してコミュニケーションできるという意味でとても大事な時間だと思っています。自分が企画した食卓が、受けるか受けないかをリアルに感じられるってのも刺激的かなと毎度感じます。ダメな時、だめな反応来るし。

それはさておき、プランニング目線。僕たちB to Cコミュニケーションを企画するお仕事にかかわる人間は、生活者目線を持つことが最も重要な事象だと思っております。その視点で、「一体店頭で、生活にかかわる食材はいったいいくらで売られているのか?」という事や「今の旬は何なのか?」という事を把握しておくことは基本中の基本だと考えています。自ら包丁を握って料理をするという行為は、料理を考え買い物に出向き店頭で旬を知り、その価格を自ら確かめ、場合によってはいくつかのお店を比較し購入するという行為に繋がります。これを繰りかえすと、結果として景況が反映されやすい生鮮の価格を知り、その推移をみることが出来ます。この情報を掴むってグローサリーメーカーに勤める者としてとても重要な部分で、自分たちが今販売しているものが世の中的に適正な価格なのか、求めてもらうために何をするべきなのかを決める最前線である、最終購買決定の現場の事情に繋がる情報を取得する「場」のリアルなんですよね。コンテンツコミュニケーションにおいても、ブランドコミュニケーションにおいても、僕は必ず生活者目線が重要だと考えているので、この「食」を通して世の中を俯瞰するという行為を大事にしています。いや、実際の話ここから見えてくる世界ってなかなか面白いですよ。あとね、知的好奇心もくすぐられたりね。

実際、消費税ってこの生活のための糧にかかってくるもので可処分所得の低い人ほど直撃する税金。お金が余っているような人にはリアルではないし、自分で買い物をしない人たちには縁遠いもの。この辺をきちんと肌身で感じていたら、政権与党が無理押ししている「消費税増税」はないなーと思いますよ。今あるべき姿が、「財政引き締め(特に土木)」「法人税見直し」「議員報酬見直しと定数削減」「所得税見直し」ではないかと。このままだと、国がヘタる気がします。あとね、こんな状況が続くと僕らが販売しているような嗜好品はいずれ切られるなと。僕は、「食」に触れあいながらそんなことを考えていたりします。

みんな、料理しようぜ!楽しいよ。

【デジタル】Macbook Airのバッテリーを自分で交換してみました

うちのmac book airさん(バッテリー交換前)

こんばんは!蕁麻疹で辛くてずっと倒れているのですが、あまりにも暇なのとせっかく時間ができたのとが重なったため昨日の晩にAmazonさんに交換用のバッテリーを注文。しかし、ほんとAmazonすごいなと思うのは昨日注文したのに、もう今日のお昼前には届くんですよ。一体どうなってるんだか。そして、届きてくれたのは爽やかなイケメン。おっさんなのでどうでもいいけど、世の女性の皆さんはああいう人が届けてくれたら嬉しいんだろうなーとかどうでもいいことを考えていました。

ちなみに、当方が使っているMacBook Airは”13-inch, Mid 2012“(部品番号:MD760xx/A、MD761xx/A)でもう7年前の型番。しかしながら、現役で全然使えるのでバッテリーが持たないくらいで買い換えるのもなんだかなぁと思っていたんです。普段使いの”Affinity photo”にしてもその他のツールにしてもなんの問題もなく動きますしね。何しろ、僕の場合は基本2Dでデザインしているか音作っているか記述あげているくらいなのでハイスペックが必要ないんです。となると、今の環境で十分。騙し騙し使ってきたけど、いい加減電源抜くと10分くらいしか持たなくなってきたのでバッテリー交換。

みなさんがアップしているのは、この蓋をあける前の画像。シンプルで、しゃれたパッケージだと思います。僕的に、SLODAの箱デザインは好き。工具も一緒に入っているワンストップ仕様も好感が持てます!

僕が選択したのは、中国の深圳に本拠地をもつ”深圳市吉泰兴科技有限公司(Shenzhen jitaixing technology co., LTD)”のブランドSLODAのバッテリー「SLODA 交換用バッテリーApple用MacBook Air 13″ A1405 A1466バッテリー[リチウムポリマー、7.6V、7200mAh] 」。

政治的になかなか相容れない部分があるので悪くいう話も多いですが、僕個人として深圳はシリコンバレーやテルアビブと並んで「行ってみたいなー」と憧れる都市なんです。場所的にも、香港に隣接している地域なのでいきやすい感じですしね。何より、テック企業がひしめき合っている地域なので製造業からスタートアップまでというハードとソフトが混在して街の企業体質を形成しているという熱量に魅力を感じます。まぁ、そういう意味で本当は東京も面白いんですけど遠くに見えるからこそ面白いというか。亜細亜的カオスがまだまだ生きている都市だからこそ、ダメなところはあっという間に淘汰されていくわけですが、その視点で2013年に立ち上げてappleのバッテリーOEMを中心に地道に実績を作り続け、世界的なシェアを積み上げているという点での今回の選択です。

MacBookのネジ山
ご存知の通り、MacのネジはPentalobe security screwという特殊仕様。ホームセンターに行っても売ってませんw

さて、というわけで手順の解説を簡単に。まずは、電源を切りましょう。これやらないと、壊れます。当たり前だけど。あ、書き忘れていたというか写真部分に記載しましたがAppleを長く愛しているユーザーの皆さんはよくご存知かと思いますが、Apple製品の裏ネジはPentalobe security screwという星型の特殊なものになっています。このネジ、もともと2009年にセキュリティ向上のために採用されたものなんですが、今となってはサードパーティーで安価に作られているため元々の機能は有していないかなぁとか。とはいえ、わざわざ買ってこないと使えないこともあるので一定の効果はあるのではないかと。

わかりづらいかもですが、左上のものが外周を固定している短いタイプのネジで、左の机の傷の下にあるのがジョイント部分を固定している長いタイプのネジです。

という事で、まずはこのネジを黙々と外していきます。ちっこいので、無くさないようにちゃんとわかるように配置していくとモアベターです。ちなみに、この型番だと大きいものと小さいもので2種類(ジョイント部分2本が長く、その他の8本が短いものになります)。外し終わったら、蓋を外して中を開けてみることになります。ちなみに、蓋のセンターがバッテリーのセンターに噛むような構造となっているためへし折らないように斜め上に抜くような感じにしていくことをお勧めします。

思った以上に、ホコリだらけでした。特に、ファン部分にはものすごい量の埃が吸い込まれてなんかクッション付きファンみたいになっているという….

さて、開けてみてかなり驚いたというかある意味予想通りだったのですが埃だらけ(苦笑)。この埃、口でふっと吹きたくなるのはわかりますが水分は大敵なのでエアダスターで吹っ飛ばしてください。これほんと大事。折角バッテリー直しても、マザーボード壊れたら元も子もないじゃないですか。まぁいい機会ですので、念入りにやっておくといいかなぁと思います。僕は、とりあえずきになるとこについては先に吹っ飛ばして旧バッテリーの取り外しを。先に左下に見える写真の本体ハーネスを抜いたのち、全体を支える5本のネジを抜いて完了。ちなみに、写真を見ていただくとわかりますが何故か接合部分が割れていたり。これって、経年劣化なんですかね?破棄する方のバッテリーなので、問題ないといえば問題ないのですが。ちなみに、ハーネスは上に見えているセル板みたいなものを引っ張ると簡単に抜けます。精密機器なので、慎重にではありますが。

かなり慎重にはやっていましたが、ここまでの所要時間代替5分程度。いや、そのくらい簡単なんです。ここで改めてエアーダスターでお掃除。大事なことですが、この状態だと色々むき出しになっているので本当に慎重な作業が必要ではあります。他の人の記事の中には、トラックパッドが動かなくなった的なことを見たこともあるので。とにかく、余計なものは触らず水分から遠ざける。ちなみに、当方は作業中部屋は乾燥かけていました。

バッテリーのロゴは、純正からSLODAに。でも、小洒落たデザインなのでしっくりきています。

というわけで、意外なほどあっけなく入れ替え完了。あとは蓋をするだけです。ネジ、なくなってませんよねw?閉じちゃうと、またあけるのもアレなのでちゃんと埃はダスターで念入りに。最初の手順を逆巻にして、ネジを全て止めて作業完了。さて、ちゃんと起動するのだろうか……

立ち上がったー!というわけで、問題なく今も動いています。正規代理店に依頼すると1万5千円弱するところを、自分で実施することで半額くらいに抑えることができました。そのことも嬉しいのですが、何より分解して中を見てみるという行為にワクワクが止まらないタチなのでそういう好奇心が満たされたこともGoodでした。いや、いい体験。

おかげさまで、充放電回数も1回というフレッシュな状態となりご満悦。まだまだ、このマシン現役で使えそうで嬉しいです!

僕の場合、購入して既に7年近く経過しているのでそもそも保証が切れているということがあっての自前修理ですが、保証期間内ですとその後の保証が受けられなくなるリスクがあります。という意味では、あまりお勧めしませんがAppleケアの3年が過ぎてからだとどちらにしても保証外での作業となるわけで。それほど難しい作業ではないので、機械分解再構成などの経験がある方なら、簡単にできるので「バッテリー持たないなぁ」と思ったら自分でやってみるのもいいんじゃないですかね?いや、心持ちの問題かもしれませんが処理スピードも上がっている気がします。多分パワー=スピードの部分もあるので、体感=事実ではないかと思う部分もあり。ということで、快適になったというお話でした!

あ、そうそう。説明書にもあったのですが、初回から3~5回くらいは100%まで充電したのち、7%位まで充電器つながずに使用をすることでバッテリー性能容量を最適化できるとのこと。これ、ちゃんとやることで長持ちさせられるみたいなのでやっておきます。こういうの、きちんとやったことないけど今回はやるw

最後に、調べてたら見つけて面白かったのでJETROの深圳市を紹介したPDFのリンクを貼っておきますね。

そもそも深圳ってどこにある!?

【デジタル】LINEスタンプのサブスクが伝えるもの

僕は、なんども記述の中で「創り手に対する敬意」の話を書いてきました。なぜかというと、自分自身が制作上がりで、その制作は目に見えていない多くの人の労苦と汗と創造力の上に成り立っているものだと知っているからです。だからこそ、僕たちは「オーダー」するのではなく「お願い」するのだという気持ちを指すれてはならないと考え行動しています。

さて、表題の件。先日記述したLC19のお話の中で、LINEスタンプがサブスクになる話を書きました。大した扱いにはしてないのですが還元部分が気になる話はメモっていたかと。というのも、別のエントリーで音楽のサブスクがかなり酷い事になっているという記述を書いた後のお話だったから。しかしながら、今度のLINEスタンプの話はそれ以上の衝撃を感じさせてくれました(苦笑)。

190630_sp,ちゃんと寝ろという時間ですがアップしてみました。
深夜アップなんで、真っ暗な画面。相変わらず不健康……。
分配額の変更について 『LINE Creators Studio』でスタンプをつくった場合に限り、クリエイターさまへの売上の分配額が0円になります。 『LINE Creators Studio』をご利用中のみなさまの声をもとに、申請されたスタンプをより早くお使いいただけるようにするため、また安定したサービス提供のため、クリエイターさまご本人のスタンプ無料化(後述)や審査体制の強化、ならびにサーバーの増強といった改善を行うべく、今回の変更を決定いたしました。LINE Creators Magazine

0円???((((;゚Д゚)))))))

何がすごいって、還元放棄しましたよ。いや、一応今までアップしたものは還元するみたいなんですけどね。あと、web版LINE Creators Market経由での投稿は今まで通り還元。多分、利便性からアプリ版の「LINE Creators Studio」経由のものもそれなりに多いのではないかと思うのですが、規約をきちんと把握せずに投稿すると「分配金0」になるなというお話です。まぁ、一応前提としてうちわで使いやすいようにプロセスを簡略化したアプリだからという事なのでしょうけど、職人も使ってるだろうなーと。

もう一つ。結果論ですが、web版LINE Creators Market経由でアップしたとしてもサブスクに掲載されたら圧倒的に分配金が下がるという事実については何も説明されていません。サブスクモデルの基本的な分配の考え方は、「全売上金×(各権利者のコンテンツの総利用回数/すべてのコンテンツの総利用回数)」となるわけで単価100円のスタンプについて一時金で受け取るのかサブスクで通年で受け取るのかという選択ですが、相当な人気クリエイターではない限り一時金の方が圧倒的に収益率が上がるような気がします。どのくらい、みんながプレミアムに登録するかにかかっていますが。本来、この辺の説明を丁寧に行うのが筋だと思うのですがLINE社は特に創り手に敬意を払っていない為なのか、このサブスクモデルの分配金に関する説明をサイトでは一切していません。LINE MusicのFreemiumというモデルで再生される部分についても、原盤使用料払う気ないのではないだろうかと想像してしまいます。

蓋を開けてみないとわかりませんが、良質な作品を供給するクリエイターがサブスクに参加しなければそもそも新しい良質なスタンプがサブスクに反映されないわけで、結果としてはこのプロジェクト自体がフェイドアウトする事は想像に難くありません。本来あるべき姿は創り手とプラットフォーマーが「同じテーブルで会話し未来へ進む」試みがなされて初めて市場が開けると思うのですが、このようなプロセスを経ていないことが根幹的な問題だと感じています。生活に入ることを前提としている企業だし、元々の立ち位置に悪意がないことも分かっているだけにきちんとこの辺を丁寧に対応してもらいたいなーとか。もはや、インフラ化していますしね。LINE。

【追記】折角なので、スタンプを販売した際の収益額の計算などをしてみたいなとおもいました。

LINEアプリ内のスタンプショップでの売り上げ発生の場合
  1スタンプ=50LINEコイン=88円
  88円×0.35=31円
 ※1LINEコイン=1.76円 , (全売上-Apple or Google手数料30%)*50%=0.35
と言うわけで、実際に売りを立てて生計を立てると言うにはなかなかハードな現実があることがわかります。この計算式で思ったのですが、このシステム自体はかなり良心的な割り戻し設定だと思いました。制作者に35%ってなかなかないですもんね。これが、サブスクになるとどうなるかと言うこともすごく適当ですがシミュレートしてみましょう。

LINEスタンプをサブスクモデルで販売した場合
【前提計算式】
1契約=240円(学生は120円)
稼働から考え、ざっくり300万人が契約と仮定。うち、学生が4割。
240*180万+120*120万=5億7,600万円

【CASE1】全ユーザーが一人5種のスタンプを活用し、そのうち2,000名が自分のスタンプを活用したと仮定。
  5億7,600万円*0.7*0.5/1,500万*2,000=26,880円
(月次単価:13.44円)

【CASE2】全ユーザーが一人10種のスタンプを活用し、そのうち2,000名が自分のスタンプを活用したと仮定。
  5億7,600万円*0.7*0.5/3,000万*2,000=13,440円
(月次単価:6.72円)

【CASE3】全ユーザーが一人15種のスタンプを活用し、そのうち2,000名が自分のスタンプを活用したと仮定。
  5億7,600万円*0.7*0.5/4,500万*2,000=8,960円
(月次単価:4.48円)


 ※これまでの販売形式の場合:31×2,000=64,000円
これでも、かなり楽観的な数で弾いています。一瞬、「でも、10種くらいで回してくれたら4ヶ月で元が取れるよね!」と思うかもしれませんが選択肢が多くなれば多くなるほど一点あたりの稼働率は下がると言うもので。これまでも、なかなか収益が上がらなかったものが、さらに厳しくなるのではないかなぁと計算してて思いました。ちなみに、お気づきかと思いますが、どのパターンになったとしてもLINE側の収益は月次2億160万でこの計算では固定となるわけで安定収益をもたらしてくれる金のなる木となるわけです。サブスクって、実はシステム側にとってステークホルダーに対するアピール案件になりうると言う意味でユーザーサイドというよりプラットフォーマー側にとって採用するに値するモデルなんです。一番割りを食うのは、創り手というね。

【デジタル】Line Conference2019に行ってきました

2018年6月27日(木)、舞浜で行われたLine Confernceに行ってきました。僕自身デジタルのメディアプランニングにLINEを組み込むことはほぼないのですが、BTLのツールとして別部門で活用しています。その関係で、最新の情報を知っておく必要性があるため足を運びました。2019年のテーマは「Life on LINE」。FaceBookが良く言うONE STOPサービスを、LINEもやりますよと言うことだと受け取りました。この思想を支えるのは、「Offline」「Fintech」「AI」の三つの要素。

代表取締役の出澤 剛氏。J-ScoreのLINE版、「LINE Score」の説明。

「O2O(Online to Offline)」を「OMO(Online Merges with Offline)」という言葉で進化的に置き換えてましたが、現実僕らデータを触っている人たちの中ではすでに境界線は無くなっていることもあるので特に新しくもないので割愛。メディアの世界では、もはや数年前に起こっている出来事ですし。Fintechの話で、CashLessの話をしていましたが、これは「資金移動業者」として出来ることを最大限活用していくという工夫の話かなと。出澤氏が説明した「Line Score」は既出の「J-Score」のLINE版ですが、SNSという個人情報の塊と信用情報が一緒くたになるという意味では、ちょっときな臭いなぁと思いました。同じように信用情報を活用した「Yahoo!スコア」が6月3日に発表した際炎上したことを受けてだと思うのですが「プライバシー」に十分配慮しているということを連呼していましたが、規約見るとこんなことが書かれています。

第7条 LINE Score 算出時の質問 1 利用者は、当社が運営するアプリケーション上での質問にご回答された場合、以下に同意したものとします。 (1) 利用者は、質問に回答された内容について、ご自身が有する著作権等の知的財産権その他の権利が含まれる場合、当該権利をすべて当社に譲渡するものとし、当社は、その内容を自由に選択、修正および編集することができるものとします。 (2) 利用者は、質問に回答された内容に係る著作者人格権を、当社および第三者に対して行使しないものとします。 2 当社は、利用者がLINE Score 算出時の質問に回答した内容のうち、氏名、生年月日その他の記述等により特定の個人を識別することができることとなる情報については、その統計結果等の個人を特定できない形態にて、第三者に提供することができるものとします。LINE Score 利用規約
なかなかすごいなと思うのですが、質問の回答に関する権利が全てLINE側に帰属するという「個人の権利を無視した」規約はあまり例を見ないなぁと改めて。僕的には、「プライバシーに全然配慮する気ないな」と思いました。だって、回答した個人から集約した情報の権限を剥奪してしまえば配慮する必要はないわけで、この時点で「お前のものは俺のもの」と言っていますよね。この辺は、担当者というより法務の思想に問題があると僕は考えます。おおよそ、SNS向きではないなと。ということで、個人的には利用しないことをお勧めします。瑕疵担保責任を放棄していることも、かなり気になります。正直こういう「消費者契約法」無視したような規約を平気で記載するSNS企業には驚きを覚えます。

次に出てきた「LINE Talk」は「Skype」や「Lobi」のLINE版サービス。まぁ、アプリ跨がなくてもLINEでオープンな会話できるよってことで「slack」あたりもターゲットに想定しているみたいだっだけど既存サービスの焼き直しなので特に興味は持てませんでした。ゲーム系のチャットはすでにLobiがあり、ここにナレッジがアーカイブ化されている上にすでにゲーム連携が進んでいる中わざわざLINEで新たに立てる意味がないし、そのために結果としてLINEスレッドをわざわざゲーム内で告知するというプロセスが煩わしいなと。slack代替としての活用も、slackの魅力はアプリ連携での無限の可能性であってチャットツールとしては普通。ポータル的な場所でなければならないというのはLINE側の主張であって、ユーザーサイドの視点ではないなという意味で我々メーカーの「プロダクトアウト」の悪弊に近いものをちょっと感じてしまいました。自戒も込めて。この後、LINE NEWSの話やエンタメのワンストップサイクルの話も出てきたのですが同様の感想。既に世にあるサービスのLINE版を作ってLINEに入れましたよ。という話で、ユーザーニーズではないよなぁという印象を同様に受けています。mixiの例に学ばないのかなぁと。

あと、LINE STAMPをサブスクにしたら職人が干上がるとか考えなかったのかとこれにもちょっと残念な印象。

Fintec周りなのですが、デジタル領域における「資金移動業者」つながりで「LINE pay」「NTTドコモ」「メルペイ」3社でアライアンスを組んで「MoPA」というグループを立ち上げたようです。横のつながりにおける認証は、「eKYC(electronic Know Your Customer)」でつないでいくんでしょうね。

この後も、色々発表は続くのだけど「どこかで見たことのあるサービスをLINEに入れました」という話の上になんか中途半端で耳に入らなくなっていったという…..。

そんな中、僕がもっとも心惹かれたというか思いを持って聞いたのは舛田さんが自ら発表した「LINEは改めて検索に挑戦します」という言葉。思えば10年前、僕がフラフラしている時に遊透に誘われてNHNの大崎にあった本社に赴き舛田さんにあった時がまさに彼が検索事業に挑戦していたタイミングで、「質問受けたら30分以内で答える」的なものすごい負荷がかかるサービスを人力でPoCしていた頃。「なんか、すごいことやってんな」と思いつつ横目で見ていたんだけど、結果として検索事業から撤退。そんな時期の彼を見ていたからこそ、この発言には本当に深い思いがあるんだろうなーと。だって、彼はその前は「百度」にいた人だしね。検索事業に対する思いは深いはず。ここは、頑張って欲しいかなぁ。

全体的には、「うーん」と思うことが多かったのですが最後のプレゼンにはエールを送りたいと思った1日でした。

【デジタル】サブスクリプションモデルが一般化して、アーティストには還元されているのか?

先日のWWDC19で、遂に”iTune”が終了すると言う何だか寂しいような時代がまた変わるなぁと言う新しい予感のようなお話が。辞める理由は、やっぱりサブスクリプションモデル。僕が、デジタル配信のメリットとして考えるのは「配信数の見える化」なのですが、色々調べてみるとなかなか持って闇が深いなぁと思うこともだんだんわかってきました。いちばんのネックは、やはり「レコード会社 v.s. アーティスト」の部分。最初の頃は、デジタルベンダー対レコード会社のしのぎあいだったようですが、レコード会社の搾取構造というか「還元したくない」理論はなかなか酷い様相です。どことは書かれていないのですが、東洋大学学術情報リポジトリに書かれた情報によると

レコード会社が受領する原盤使用料× 1 ~ 2 %×80%

などと言うなかなかふざけた契約をサブスクモデルの契約に適応しているレコード会社があるようで。2016年の文献なので、少しは改善されているかもしれませんが、逆に3年前のことなので今だに横行している可能性は高いかなぁと。冷静に考えて欲しいのですが、CDを作るとなると「製造コスト」「在庫+返品リスク」「物流費を含む流通コスト」「ディストリビューター+小売マージン」「レーベルマージン(宣伝費含む)」があります。ここに「著作権使用料」「原盤印税」「歌唱印税」が入ってコストが弾かれるわけで。

現実的には「製造コスト」「在庫+返品リスク」「物流費を含む流通コスト」は0円。と言うことで、データさえあればレコード会社はリスクゼロ。合わせて、中間流通が存在しないため「ディストリビューター+小売マージン」→「キャリアマージン」と言うことでこちらもコストダウン。何より、物を作るリスクと残るリスクがないため計算方法が全く変わるはずだと言うことは当たり前でわかる話。レーベル側のコストは変わらず発生するんだけどね。少なくとも、レコード会社側にリスクはない。合わせて言うなら、小売店やディストリビューターへの営業コストもかからないため人件費も圧倒的に圧縮されるわけです。となると、当然料率は変わってしかるべき。

大体、リスクゼロの上で過去の流通形態路に比べて圧倒的に人件費圧縮ができる状態で今だに「原盤使用料×1~2%」ってなかなか酷いにもほどがあるよね。合わせて補足しておくけど、「×80%」ってのは過去のアナログ流通路の返品リスクに対する一律ヘッジなので必要ない。では、海外ではどうなのか?

この記事、どちらかと言うとサブスク時代になって今まで以上にミュージシャン格差が生じていて中堅以下が食えなくなってきていると言う話なんだけどね。

ストリーミング・サービスに加え、音楽業界にはあまりにも多くのブローカー、中間業者、その他第三者が存在することも、アーティストの実入りが少ない理由のひとつといえる。ストリーミング時代のロイヤリティがブラックボックス化されていることはもちろん、メタデータの欠陥や、さまざまなサービス間で正確な数字をレポートする方法の不備等による抜け穴のため、アーティストへ支払われてないお金も多い。その額は数十億ドル規模に膨れているという。「お金の流れを追ってみると、アーティストへは約10%が渡っていることがわかった。非常に低い数字だ」とCitiグループのメディア・ケーブル・サテライト調査員のジェイソン・バジネットはローリングストーン誌に語った。「若きアーティストは、音楽業界の悲惨な現実やお金の流れを理解しておらず、彼らが大金を手にすることはまずないだろう。ビジネス全体から、信じられないほど大きな金額が漏れ出している」Amy X. Wang (in the article of 'Rolling Stone')
と言うことで、「大変ですね」と読み飛ばしそうなんだがちょっとまて!アメリカでは、「10%」しか渡ってないので非常に低いと言っているのですが、日本の場合原盤使用料の「1~2%」ですよ…..。いかに日本の音楽業界がアレなのかがわかりますよね。これ。

法改正とかしない限り、この状況は打破できないとなると日本のレコード会社と契約して音楽やる理由ってなくなってくるのではないかとか思ってしまいます。と言うか、多分早晩そうやってレルフプロデュースでオンラインで組織化して動く集団が現れるでしょうね。今はそう言う時代。あ、そう言う意味ではワクワクするな。ビジネスモデル作れそうだし、なんか考えてみようかな。乗ってくれそうな人たちと、スキームでも考えてみるかね。妄想だけど、デジタル上での組み立てならうまくいきそうな気がする。僕は、いつまでも創り手の味方でいたい。

最後に、日本レコード協会の出している音楽配信売上げの直近四半期数字をのキャプチャーを貼っておきます。これみても、もはやデジタルにおける音楽摂取はサブスクに飲み込まれたなぁと言う感じです。全体の半分以上ですから。だとしたら、きちんとその流れに合わせて商流を組み直すのがあるべき姿ですよね。