【FX】たまに聞かれるので、FXが何だか簡単に説明してみる

自分でも、最初は全然意味がわからなかったんだけど大分見えてきたので。
簡単に説明をしてみる。
間違ってたら、ごめんなさい。
あくまで、解釈したらたぶんこういうことだという話なんで。
日本の金利は、異様に安い。
2008年2月6日現在、日本銀行が打ち出している政策金利”Basic Loan Rate”は0.75%。
100万円一年間預けて、金利は7500円ということ。
ところがどっこい、事は簡単ではなく日本の銀行の普通預金の平均年利率は0.198%。
100万円一年間預けて、金利が1980円ということになるのDEATH。
酷いですね。
が、酷いことばかりでもなく。
こんだけ金利が安いと、キャリートレードといってこの国で金借りて他の国に投資すると儲かるんです。
差額金利分。
たとえば、オーストラリアは昨日また金利が上がったので政策金利”Cash Rate Target”が7%。
100万円預けて、7万円の利息がつく計算です。
差額、6万8千20円。
凄いよね。
普通に預ければ、これは外貨預金。
で、これにリバレッジを利かせて(要は借金して)取引を行うのがFX。
証拠金取引ってのは、借金の保証金のことだと考えればわかり易い。
なんで、相場が逆に動いて目減りすれば当然損をするし元本割れもありうる。当たり前だけど。
が、逆に増えれば少ない資本で金利と為替差益が得られるのがこの取引。
ぶっちゃけ、博打だけどリバレッジを軽めにすればリスクも低い。
なので、資本が多い人はあまりリバレッジを利かせなければ良いだけの話(そのほうが、風を受けにくい)。
ちなみに、逆に売りポジションを保持すると金利も逆に働くので持ち越せば持ち越すほど損する計算。
その辺は、気をつけないとアウト。
んでは、一例を。
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■自己資本 40万でスタート
1月25日に、AU$=95円でスタートしてみる。
リバレッジ20倍で、5万ドル買いポジションだとすると自己資本は20万。
というのは、4万の証拠金で1万ドル扱えるので(2008年2月6日現在)。
一日あたりの利息:150円×5=750円
1月25日にポジション解消すると10日間で7500円の利益。
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一聴すると、夢のような話である。
が、ここには「為替の乱高下」という落とし穴がある。
実は、この期間1月23日サブプライム関係で一気に為替が降下し90円くらいまで落ち込んでいる。
一万AUドルで一円下がると、大体1万円価値が下がる計算。
従って、5円下がって5万ドルなので合計25万円価値が下がることに。
ここで、あたふたすると下がってるのに取引解消してしまう。
いや、普通の人だったらもっと下がることを懸念し底値で解消する可能性もある。
その場合、25万円がパー。
7500円の利益のはずが、一気に25万円吹っ飛ぶのである。
ちなみに、この相場は3日くらいで元に戻るという凄い展開だったんですけどね。
ここで大損物故いた人もたくさんいたはず。(僕もそう)
そんな感じです。
余裕があるなら、余裕のある気持ちで付き合う。
そんでもって、無理なきリバレッジ。
それがよさそうな感じです。FX。

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2件のフィードバック

  1. タカコ より:

    なかなかね。慣れるまでが大変ですよね、何事も。

  2. noise より:

    タカコたん>
    そうなんだよねー。
    慣れるまでが大変。
    今、やり始めて一月になるけどまだ全然なれない。
    なので、昨日の暴落も対応できず2万損した。
    うまくやれば、5-6万儲かる感じだったのにね。
    でも、そういうもんだと認識してます。
    解消しきれないポジションがあって、それを解消するタイミング間違えて踊り場んところで解消しちまった所為で損金出した。
    気づかず起きてたら、多分すらす3千円w。
    馬鹿ですね、差額2万3千円ですよ。
    まぁ、ぼちぼち付き合います。
    この相場と。

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