【Appetite】wine : 今後ろにあったので “Vieux Château Certan”

ちょいと後ろにこれがあってティスティング出来たので、飲んでみました。
http://www.vieux-chateau-certan.com/
POMEROLの名醸の一つ。
Vieux Château Certan。
思ったより、土の薫りがするけど干しぶどうのようなネットリしつつもやわらかい甘みと香り。
ただ、若い所為かちょいと青臭い香りも。
2002年です。
もちろん、おいしかったけどねw。

【追記】さらっと書いていますが、なかなかすごい環境だったんだなぁと改めて。Vieux Chateau Certan といえば、オーナーはティエポン家。Chateau Le Pin.を育て上げた、あの一族です。1921年に別のシャトーを買い取り、このVieux Château Certan を手に入れたのは、1924年だったと思います。ここのシャトーは、初期のアルコール発酵においては伝統的なフレンチオーク製の発酵タンクを使っています。最近は、ステンレスタンクにするシャトーも多いなか、こういう伝統を残しつつというのも一つのブランディングなのかなぁと思っています。もちろん、味わいがついてきているからこそ残せるのですが。ただ、マロラクティック発酵に関してはメルローは木樽ですが、カベルネ系はステンレスタンクみたいです。で、その後アッサンブラージュ。色々、思い出してきた。

2008年7月のブルゴーニュ出張の時の写真
なんも写真がないのは寂しいので、ボルドーではなくブルゴーニュだけど畑の写真。多分、品種はピノ・ノワールなのでボルドーとは品種が違いますが。そして、ここは多分ロマネ・コンティの近くだと思われます。

ちなみに、サイトを見ると粘土質の強い土地にメルローを植え込み、砂利の多い土地にカベルネ系を植え込んでいるようです。土質によって、適した品種が違うし、その違いによってさらなる複雑味を生み出すのでしょうね。平均樹齢が50年というのもすごい!いや、本当に面白い。そういえば、どっかで記述したことがあるかもしれませんが、昔ブルゴーニュに出張に行った際に、一土アッサンブラージュを実際に体験させてもらったことがあります。びっくりするんですが、この比率や条件で大きく味が変わるんですよね。いや、思った以上に。だからお酒って面白いんですよね。(2021.01.16 Noise)

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