結局の所、一番自由な表現:『お茶の水美術専門学校卒制展』

一昨日、お茶の水美術専門学校の卒業制作展に行って来た。
あんなの会社の近くにあると言うのに、実のところ足を運ぶのは初めてだった。
行ってみたら、とっても良い場所にあるのね。
お茶の水駅から至近、徒歩5分弱。隣は、デジハリw。
アルチザンと、デジタルメディア。何となく、象徴的で面白かったです。この並び。
ま、僕的に言うのなら基礎を教える所といきなり端折ってデジタルに飛ぶ所が並んでると言う感じでしょうか?
足を運んだのは、夕刻。
冬の季節柄もあって、切ない感じの空が広がってました。
学校全体を使う展示スタイルは、何となく芸祭を思い出させました。
あ、多分ここもそう言うのやってるのかな?
何しろね、自由度の高い作品が多かった。
専門学校と言うと、どうも結構実社会に即した感じかと思いがちだけどアルチザン。
良い意味で、商業クリエイティブにより過ぎてない所に多いに好感を覚えました。
やっぱ、若い子達の作品は凄く良い。伸び伸びしてて。
この感覚を忘れず、めげずに社会で創り事に関わって行き最終的に創り手の価値を社会に認めさせる表現を大成させてもらいたいなと思いましたよ。
ええ。
今回は、テーマだったのか光に関わる作品が多かった様に感じます。
NOT蛍光灯が、そこはかとなく感じられた(僕だけかもだけど)のがまた良くて見入ってしまいました。
一応、『伝源【伝えたいパワーの源】』がお題。
それぞれが、作りてのみが集まる空間の中から社会への発信を手探りながら見いだす作品の群れ。
凄くピュアな空気が漂ってます(一部老獪な手腕を発揮する作家も居るのが面白い)。
紙/テキスタイル/プロダクト/写真/映像/グラフィック/コンセプト。
表現は様々。
実現は不可能かもしれないけど、可能性を感じる作品がそこここに。
「ああ、こう言うの忘れてたなぁ」ってモノが沢山あるこの場は宝の山かとw。
そう、僕ら社会に出た創り手はどうしてもそこか落としどころを探りながらモノを作るのが日常。
ブレイクスルーする為の創りを忘れてしまうんです。
その忘れ物、しかと受け取りました。
ああ、もう月曜日。
その感じた思いを形にする為に、また朝から戦いに出る!

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