【都市と文化】京奈和自動車道←→平城宮跡

世界遺産に登録されている平城宮跡(奈良市)の周辺を通る計画のため、遺物や景観への影響が指摘されていた京奈和自動車道のルートについて、国土交通省は平城宮跡の東側をトンネルで迂回(うかい)する最終案を固めた。当初は平城宮跡の直下をトンネルで通過する案などを検討したが、専門家らが「地下に眠る大量の木簡を破壊する」と反発。このため最大1キロ余り東へずらすルートに変更し、世界遺産に配慮する姿勢を示した。』
昨日のasahi.comの記事の中にこういうのを見つけた。

写真を持っていないので、平城京後の公式サイトからお借りしています。クリックすると、公式サイトに飛びますよ!
photo from heijo-kyo.com

議論が凄く不思議というか、『世界遺産』だからどうとかいう話にいってる事が残念でならない。
そもそも、平城京といえば日本の歴史の中でも屈指の都のはず。
とすると、本来議論は『世界遺産』だからではなく『守らなければならない日本の文化財』として語られるべきだ。
どうも、基準値が間違ってるなぁと思う事が昨今多いですね。
自国の文化を守ろうという心意気を、利害とは違った部分できちんと国に考えて貰いたいと思います。
ちゃんと守れば、世界に発信する事も出来る文化財なんですから。

さて、この記事の中で「あー、そういう事もあるんだぁ!」って改めて納得した事実が。
『ただ、最終案に対しても「トンネルを掘れば地下水の流れが変わり、地下水によって外気から遮断されていた木簡が腐る恐れがある」との異論がある。:佐久間貴士・大阪樟蔭女子大教授(考古学)』
確かに、地中に穴を掘ると地下水の流れはかわる。
いわれるまで、その事実に気づかず「迂回すれば良いやん」って思ってました。ええ。
とすると、まだ作ってないんだから抜本的にルートを変えるとかそういう方法は無いのかな?
それか、きちんと予算をとって(道路敷設ばかりではなくてさ)文化遺産をきちんと守り残していく事に予算使うとかも考えたらどうですかね?
そうすれば、人の循環を含めた観光誘致も期待出来るし。
それを諸外国に発信すれば、外貨獲得の手段にもなり得ますよ!
そこから先につなげていくのは、個々の地方自治体の勉強いかんなんですけどね。

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