【party】そもそも、HEAVENS DOORってなんなのか

オーガナイザー隊.jpg扉。
そう呼び始めて、幾星霜。
このパーティーが始まって、もう既に9年なんですね。
早いもんです。
始まりは、本当にアンダーグラウンドなパーティーでしたよ。はい。
気持ちで言うなら、既にネット上で始まってたんだと思います。
RAVE TRIBE“、そして”K.LUV DEPTH“。
この二つのサイトがあったから、このパーティーがあるんです。
あのころって、本当に情報が少なくてフライヤーとこの二つのサイトを含むいろんなサイトから情報を拾ってきて大体の場所とか類推してパーティーに行ってました。
そんな中、自然とそのサイトの繋がりで村ができ始め勝手に人のパーティーでブースを作って踊ってみたり。
で、いつの間にかパーティーを始める話になりその場で電話を始め。
結果、Heaven’s Doorの第一回が起こった訳です。
050429_jyunbi.jpg考え方によっては、既にもう概念レベルでは10年を経ているのかもしれません。
そういう形からですので、今の「みんなで作る。つか、手伝って!」と言う感じなんですよ。
最初、本気でみんながいろんな知恵を出し合ってものを持ち寄ってパーティー作ってて。
そのくせ、ちゃんとキャンプ場借りてやってるし。
なぜか、飲食まで入ってるし。
多分、その辺りが他のパーティーとかと成り立ちが違うのかもしれません。
『遊びにくる人→やりたい→オーガナイズ』という方向であっため、当たり前のように参加する人(所謂お客さん含む)に「手伝って」と言ってしまうパーティーになる。
その上、「スタッフ働きません」と平気で言う。
未だに、遊びにいく人意識抜けず。
04au_hdw.JPGだからこそ、自分が遊びにいったらこういう感じが良いなぁって思って作ってます。
なので、儲からない。つか赤字。
ただ、そもそも成り立ちから言って商業ではないのでそれがあたりまえ。
「シェアするのが、パーティー」と思うので、そうやってきてます。
しかしながら、それでは納得しない人もたくさん居ます。
「何で、もっとケアしてくれないの?」というお客さんいるだろうし、「なんで、アーティストが働かなきゃならないの?」と思う人も多いでしょう。
0605_hd1.jpgただ、扉はそういう成り立ちだしそこがここが扉である理由なので変わる事は無いような気がします。
残念な事だけど、「自分たちがやりたい事をやる場を自分たちで作る」というDIYな考え方なのでこれを変える事できないんです。
ずーっと、僕が作る現場に居る所為もあるでしょうし『扉』に関わる多くの人がそういう事に少なからず関わりその意味を知ってくれているという事に支えられているという証拠だと思います。
「それが正しいのか?否か?」
全体の趨勢で見ればこれって可笑しいのかも知れないけど、そもそも僕はパーティーというのはイベントではないという時点で既にマイノリティーでそこ自身のローカルルールが存在して然るべきだと。
050430_hd1.JPG昔のドレスコードみたいなものかな?
そういう感じです。
『扉』も高齢化してきました。ぶっちゃけw。
前みたいに、みんなガンガン送迎とかそういう事も出来なくなってきてます。
それが故に、遊びにきてくれる方には色々負担をかけるかもしれません。
でも、ちゃんと『場』を作るという事には最大限の労力をかけますよ!
もちろんです、それは。
それが、HEAVENS DOORの『存在理由【レゾンデートル】』。
「見たい事」「やりたいこと」「聴きたい事」をやってきます。
なんつかね、皆さんにも「参加」してもらいたいなと。
そんな感じ。
0705_hd1.jpg馬鹿みたいに、派手にテントを凸るもよし。
お昼間に、勝手にジャンベのセッションをしてもらうもよし。
夜中に、勝手にファイヤーパフォーマンスをしてもらうもよし。
自分が作ったものを売るために、出店してもらうもよし(だから、うちは出店料が無いの)。
思い思いのスタンスで、一緒に扉を作ってもらえれば本当にうれしい限り。
年に一度、あの『場』に出来上がる希有な『村』。
そう、それは大きな村。
金を払って遊びにいく場としてではなく、「村人」として関わってもらえれば本当にうれしいなと思う今日この頃です。
こんな人との交わりと関係性が薄く、そして殺伐とした世の中だからこそ、パーティーくらいはそういう場であっていいでしょ?
0705_hd2.jpgこの意思に賛同してくれる皆さんに感謝します。
あなたたちがいるから、扉はここまで続いているんです。
連綿と続く道ではあるけれど、その道は決して平坦な道ではなかったです。
むしろ、常に険しかったくらいで。
そんな時も、「まぁ、しょうがないよね!」という感じで一緒に歩いてくれる人たちが居たからこそ扉は他のパーティーがどんどんリタイアしていく中も続けていけてます。
色々思うところもあると思います。
それは、「自分はオーガナイズサイドではないから」「自分はただの客だし」とか言わずまぁ一緒に考えて意見してください。
それが、「良いな!」と思えれば多分扉は進路を変えていきますよ。そういうもんです。
もちろん、言った人に「んじゃやって」という事も多々ありますけどねw。
ではでは、あとひと月ちょっと。
見果てぬ夢を追い続ける永遠の子供の集う地、『夢見るモノたちの夢の為の天國』にて、邂逅しましょう。

おすすめ

6件のフィードバック

  1. りゅういち より:

    今年も最高の『村』にしましょう!!

  2. 遊透 より:

    100万%賛同します!
    その「扉」に。
    そして、きょうの会議でみんなが冗談でNOISEさんに「扉もう誰かにぽんとゆずってっさあ」とか言ってたときに思うことがありました。
    ああおれ、扉やるのが楽しいっていうより、NOISEさんとやってるのが楽しいんだなあって。
    これからも末永くよろしくです!

  3. ウメ より:

    扉がなければ、うちのレイブショップもなく
    扉がなければ、いろいろな人と知り合うことがなく
    扉がなければ、DANCE OF SHIVAもありませんでした
    そして、扉がなければ、僕たちは春が着た事をどう祝ったらいいの?
    春の訪れと、扉と、野田平。この組み合わせは最高です
    いつも、いいパーティーをありがとう!!
    感謝してます。
    さて、そろそろ春。
    今年も遊びましょう!!

  4. よっしー西表 より:

    部屋を掃除してたらSasaと肉肉のナカジに渡してなかった写真が見つかってHeaven’s Doorのヨッシーって封筒に書いて送ったところ。
    noiseさんはパーティー初心者にとても優しくて、今もなおパーティーに熱くて、尊敬しております。
    扉、私の原点ですわ〜。

  5. 匿名 より:

    どうも!
    譲っちゃえといった張本人ですw
    自分がやりたい事に精一杯になるのは楽しい事だと思いますよ!
    開放感!!

  6. noise より:

    りゅういち>
    あいよ!
    もちろん、がってんだ。
    面白い感じに仕上げなきゃね、もうラストスパートだよ。
    早いなぁ。
    遊透>
    まぁ、たまに思うんだよね。
    「後継者に任せて、もっと遊びたいな」とか。
    でも、多分そうなっても結局やっぱり何かやってると思います。
    そういう性分なんですよね、僕は。
    どこのパーティーに行っても、何か手伝いたくてうずうずするし。
    アホだね。
    ありがとう、色々今後とも世路です。
    梅さん>
    こちらこそ。
    こんなアホと、長いこと付き合ってくれてありがとうございます。
    多分ね、前にも話したと思うけど梅さんを初めて見かけたのって大層昔のVISION QUEST。
    梅さんところで、バティックを買ったのが最初の出会いのはず。
    あれから、もう幾年。
    でも、その時にはすでに始まってたと言うことなんです。
    今年も、宜しくお願いしますね。
    よっしー>
    懐かしいねー。
    俺らが初めて会ったのって、春風だよね。
    確か、2000年かな?
    もう、春風が遠い昔のような気がするね。
    僕の中では、『渚』はちょっと別もんなんだよね。
    ああいう、フリーパーティーになんか凄さが会った気がする。
    あの時代。
    僕らのこれからの課題は、フリーみたいな形で何か出来ないかを模索することかもなのかなぁとかを考えてみることなのかとも思ってます。
    ヨッシーの屋外寝袋状態が懐かしいw。
    匿名さん>
    誰?だれなの?
    言われたことは覚えてるけど、実は誰に言われたのか覚えてない……。
    もうね、やりたいことのためには走り続けますよ。
    はい。
    どこまで走れるのかは、まだ分からないけどね!

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください