【Diary】今年の夏休みの話@南伊勢 part1

part1については、どちらかと言うと働き方の話になるので、観光の話はありませんw

part1があるから、part2があるのかと言うのは保証はないけど、とりあえずタイトルについては「続きがあるよ」と言う感じにスタートしてみる事にしました。
ここのところ、仕事で文章を書くことが多くなりすぎて書き疲れで自分の文章書いてなかったけど、それはそれで良くないかなぁと思ってずっとリハビリしようと思って既に2ヶ月。今回は回線を止めている妻に実家に帰ってきていると言う事で、会社のPCを持ってきてないこともありやっと気持ち的には落ち着いてきたので、お昼時だけど書いてみようかなと思い立ちました。

さて、書き始めて思ったんだけど今の会社に来てから当たり前のように会社のPCを夏季休暇中に持ってきて仕事して、通夜であろうが葬式であろうが関係なしに連絡が来るので仕事をしてきたんですが、五十になって「これ、やっぱりおかしいなぁ」と思い始めていました。
たまたまのタイミングなんですが、コロナ の中でテレワークが進み、システムでPCの起動時間を監視する方向に6月ごろから人事が舵切り。
最初は、「なんなの、この監視システム」と思っていたんですが、この仕組みのおかげで週末会社のPCを開くことを控えてみると仕事は溜まるけど、まぁ精神的には緩まる感じで。それが続くと、「何で、これまで毎週末仕事してたんだろ?」と思い始めまして。
まぁ、実際業務の大半をSLACKに持ってきているのでその分は個人のPCからある程度流しながらこなすんですが、なにより「会社のPCを開かない」と言うこと自体が当たり前のことなんだけど「こんなに解放されるのか」と言うくらい精神衛生的に良化。
今年は、初盆だと言うことと、これまで引いていた電話回線を昨年末に解除したこともあり恒常的につなげることができないと言うこともあり自宅に置いてきました。
これ、普通の人にとっては当たり前のことかもしれないけど、今の会社に来てからは本当に初めてのこと。盆だろうが、不在だろうが、関係なしに1日数百件のメールが来る身だったので、恐ろしくて置いてこれなかったと言うのが正直なところ。
ただ、もう捨てるべきことを捨てないと、キリがないなぁと思って、今回は宣言して置いてきました。
そしたら、まぁ本当に気持ちがゆったりとなりました。
「ああ、みんなこんなに開放的な気持ちで夏休みだったのね」
と言うことを、初めて知った感じ。
まぁ、そうは言ってもそれ以外で色々あるんですが、でも「会社のPCが手元にない」と言うだけでかなり気持ちが楽になったのは事実。
今後の休み中は、もう持って動かない事に決めました。

結局のところ「送れば帰ってくる」と思っているから置いてが送ってくると言うのがあって、自分が持ってくるから相手も送ってくるんですよね。ただ、もう一つの問題としては業務が分業化されておらず、個別でほとんどの業務を動かしている関係で「いなくなると止まる」がこの原因を作っていたんだと思います。
これの解決が、SLACKでの業務進行。
これまで、なぜPCを持ってこないとダメだったのかと言うと、やりとりがクローズな現場で進むと同時に「必ず、間に入ること」を是としていた部分があって関係者の中での情報の水平展開や担い手を分けた業務進行、そしてスケジュールの透明化が図られていなかったことが湖の大きな要因であったと考えています。

ある種、取り組みとしては実験的なところから始まったのですが

1.各プロジェクトのやりとりをメールからSLACKに置き換え
2.各社ごとにやりとりをするのでは無く、必要に応じて各プロジェクト向けのSLACKに関係者にジョインしてもらい、過去履歴を含めてやりとりを可視化する
3.ファイルについては、SLACKに貼るのでは無く共通のGoogle Driveに移行する
4.デジタルアセットの進行の合同会議を始める(月次 / 2軸)
5.統合会議用のSLACKを立ち上げる
6.Google Driveで集約を始めていたディレクトリーを統合会議向けに集約
7.統合会議向けのGDディレクトリーを、統合会議参加チームに開放


これを、半年かけて実施したおかげで、かなりの部分が自走し始めたことが大きいと思います。
PCを持ってこなかったことは、人事差配のおかげだけど、これが実現できたのは上記の仕組みを構築したからかなぁと。
これ、僕一人でできる話では無く、社内の協力やパートナー企業の皆さんの理解があって初めて実現できたことだと思っています。
この点で、すごく良い仲間に恵まれたなぁと感謝することしきり。

天岩戸にて。伊勢志摩は、場所柄様々な場所に神話的スポットが点在。こう言う場所をゆっくり見に行けると言うのも、当たり前だけどありがたい話だなあと。

もちろん、この仕組みに頑丈に反対してくる人もいました。
既存システムに慣れていて、かつ現状に課題感を感じていない人だと「なにやってんの?」ってなりますよね。
あと、連絡をしていないことが顕在化することを嫌う人とか。
概ねの人は慣れてくると、「これもいいかな」となるのですが、頑なに使わない人や返してこない人も一定数います。
ただ、この人たちとは必要以上に接触しない形での進行も可能なので、それはそれでいいかなと思っています。
それこそ、「切り捨てるべきことを切り捨て、出来るだけ関係者に情報を水平展開し、自走する組織を作る」ためには必要なことなのかなと。
まぁ、こう言うこと言ってるので、会社からはあまり評価されないんですが、結果が出れば僕はそれでいいと思っています。
正直、社内の評判より、パートナー企業の皆さんとの良好な関係の方が長い目で見て重要だと思いますし、僕の業務の場合パートナー企業の皆さんとの共通理解と業務進行の方が圧倒的に重要なんですよね。

と言うことで、まぁボチボチ、今年の夏季休暇はゆったりめに過ごしています。
子供のお世話は、色々大変だし、初盆なのでお付き合いとかも色々ありますけどね。
本来大事なお通夜やお葬式界隈の時間を仕事にとられてしまったので、今回はそう言うふうに自分と家族と親族や鳥描く皆さんとの時間を大切にしています。

仕組みを充実させて生き方、変えようと思います。
それが、イノベーションなのかもね( ´ ▽ ` )

おすすめ

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください