メイン

【ハ:H】 アーカイブ

2000年5月15日

ハッカー【Hacker】

 元はと言えば、コンピュータプログラマーだとか一部のシステムエキスパートの事を呼ぶ為の呼称だった。古くからの世代は、この言葉を尊敬の言葉として使ってた。NOISEもコンピュータに関わってもう20年弱だけど、ハッカーっていうとむっちゃコンピュータに詳しい凄い人ってイメージがあった。実際、ハッキングまがいの事もやってたしね。ここで、間違えて欲しくないのがハッカー(Hacker)とクラッカー(Cracker)の違い。なんだか、マスコミの報道見てると何でもハッカー扱いしてるけど根本的に違う。ハッカーは純粋に技術に興味があってやってる行為なので、基本的にそこにあるものを破壊したり盗んだりはしない。CODE BRAKEとかだけに興味があったりするの。だから、ブレイクしたらほとんどそこで終わり。まぁ、中身をブラウズしたりもするけどそこまで。それに対して、クラッカーはそこから情報を盗み出したり破壊したりしてる。大体、それが正義だと思ってたりする。
<2000.5.15>

2000年2月27日

プラスティック【Plastic】

 元はと言えば、象牙の変わりに開発されたセルロイドの事。(理由が笑える。昔は、ビリヤードの玉が象牙で出来ていたんだって。なもんだから、当然金がかかるから一般に普及しない。こりゃまずいと思ったメーカーが、象牙に変わるかたい素材を作った人には賞金出すよって言ったら開発されたらしい。)セルロイドは、セルロースと樟脳の合成物質。で、語源は確かラテン語で『変型出来るもの』って意味だったと思う。昔、テクノで『PLASTICS』って言う人たちが居たよね。
<2000.02.27>

2000年3月13日

プロザック【Prozac】

 世界中で使用されている抗鬱剤。なんだかNET上では奇跡の薬みたいに扱われてたりするけど、決してそんな事はない。むしろ個人輸入できてしまっている事自体が不思議な薬である。基本的には、脳内麻薬とも言える神経伝達物質(ニューロン・トランスミッター)に作用する訳だから立派なUPPER。ダイエット効果があるなんて書いてる悪質なサイトまでも見受けられるけど、これはアンフェタミンによる食欲減退効果に近い訳だから過剰摂取を促す危険なコピーと言える。分類するならSSRIにあたるから、医師の処方箋無しに摂取すればかなり危険。良くある副作用は、性機能不全と凶悪な片頭痛。後、あんまりやると PARANOIAになってりするって書いてたサイトも海外にはあった。鬱治す為に、分裂症になったってんじゃー何の為に薬飲んでんのか解んないよね。まぁ、軽い鬱はあんまし強力な薬に頼るんじゃなくて別の方法を考えた方がいいんだろうね。解決には。倒れるまで踊ってみるとか(笑)。あと、弟切草かな?
<2000.03.13>

2000年3月 1日

ベラドンナ【Belladonna】

 現在医療用としては根の部分が、鎮痛鎮痙薬として使われている植物。過去においては、目を美しく見せる点眼薬として実からとれるエキスが利用されていた。まぁ、所謂瞳孔拡張剤ですな。ちなみに、その名前『ベラドンナ』は「美しい淑女」と言う意味でまさにその利用法からその名前が付けられた様。ヒヨスチアミンやスコポラミンなどのアルカロイドが、その効果を生み出すがアルカロイドって言うくらいで毒性も強いので欧米においては毒薬として使われていた時期もあるみたい。たしか『マスターキートン』でもそんな話があったよね。鼻炎薬買うと「ベラドンナ総アルカロイド」って書いてあったりするでしょ。あれがそう。一応鎮静剤として入ってるらしいんだけど、こんなの飲んでて大丈夫なのかな(笑)。
<2000.03.01>

2000年3月13日

ボサノヴァ【BossaNova】

 ブラジルの音楽。直訳すると『新しい風』(ポルトガル語:ブラジルはポルトガル語圏だから)。何かの番組で見たんだけど、この音楽が産まれたのは1950年代の後半のリオデジャネイロ。当時、リオではマンションの建築ブーム。日本の高度経済成長期みたいなもんだけど、そのころ中産階級の人々はこぞってそのマンションに入りたがった。知っての通り、マンションは音が筒抜け(今みたいにLC工法なんてないからね)。でも、ブラジルの人たちにはやっぱしラテンの血が流れているから音楽はやりたい。でも、普通にやると近所迷惑。で、彼等は考えた。「ギター一本の音に合わせて小声で歌ったらいいんじゃない?」で産まれたのが、ボサノヴァって訳。別に、夏のリゾート専用に産まれた音楽じゃないよ(笑)。
<2000.03.13>

2007年12月 6日

ベルガモット【Bergamot】

bergamot.jpg個人的に、この存在を知ったのは『アールグレイ』。
そう、あのお茶の爽やかで魅惑的な柑橘香はこの果実と言うか果皮から得られるもの。
学名は、"Citrus bergamia"。イタリア原産の柑橘類。
ここで言うベルガモットは、紫蘇科のベルガモットではない。
レモンと同様、花弁は5枚(と言う事は、蜜柑系ではなく檸檬系)。
精油の中には、『ベルガプテン』って成分が入ってるんだけどこれが感化性がある上に日焼けの原因になるので肌に使う事が明らかな場合はこれが入って無い精油を使う必要がある(オーデコロンとかの場合ね)。
精油の主成分は、モノテルペン(C10)アルコールの一種の『リナロール』とそのエステルである『酢酸リナリル』。
何しろ、とっても良い香りなので好きだと。そう言う話。
<2007.12.06>

2007年12月16日

ベルガプテン【bergapten】

ラクトン(環状構造を持つ有機化合物のうち、分子の環の一部としてエステル結合を含むもの:ヒドロキシカルボン酸の分子内環状エステルであり、環の一部として -CO-O- 基をもつ)の一種。
フロクマリン誘導体。
強い光感作効果(光毒性:紫外線を吸収し炎症を起こす作用)あり。
ベルガモット油、グレープフルーツ油、オレンジ(ビター)油、ライム油などに含まれる。
同じ柑橘類でも、オレンジ(スィート)、マンダリン、タンジェリンの精油には含まれないと言われている。
屋外に出る時に使いたい場合、フロクマリンフリー(FCF)を使う。
<2007.12.16>

ヒドロキシカルボン酸【hydroxy carboxylic acid】

ヒドロキシ基(−OH)を持つカルボン酸の総称。
脱水反応を起こすと、ラクトンや不飽和カルボン酸を生成。
個人的に、聞いた事があるなぁと言うのは下記の通り。

◎乳酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸、ロイシン酸

<2007.12.16>


About 【ハ:H】

ブログ「NOISE's DICTIONARY」のカテゴリ「【ハ:H】」に投稿されたすべてのエントリーのアーカイブのページです。過去のものから新しいものへ順番に並んでいます。

前のカテゴリは【カ:K】です。

次のカテゴリは【サ:S】です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。