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【マ:M】 アーカイブ

2000年3月12日

ミニマル・テクノ【Minimal Techno】

 紀元となるのは、ラヴェル(Maurice Ravel)の『ボレロ(Bolero)』。現代におけるミニマル・テクノに直接繋がっている訳ではないんだけど、ミニマルって言葉を創ったのはこの曲。クラシックのなかでも現代音楽の部類に分類されるこの名曲、数々の名演があるんだけど個人的にはシャルル・デュトワ(Charles Dutoit)指揮のLONDON Recordのヴァージョンが好き。(NOISEが持ってるのはレコードだけど、もうレコードのはないと思うから多分CDになっちゃうけど、あれば絶対レコードの方が良いと思う)
 話はそれちゃったけど、ミニマルっていうのは言葉通り曲自体がかなりミニマルな展開をするものの総称。テクノで言えば、最小限の音で構成された4分打ちDRUMベースの4小節が最小限の展開の繰り返しで続く曲の事。当然山場ってモノもあるんだけど、いつもGARAGEとかTRANCEを聴いてる人が聴くと「今のってもしかして山場?」ってくらいにしか感じないかも知れないくらいストイックなテクノ。良く使うのはRolandのTR-808っていう半ば伝説的になりつつあるDRUM MACHINEの音。最近はMIDIにも繋がってるって言う事で、TR-909も多いけど。いろいろ、CDで聴くってのもいいんだけど石野卓球とか田中フミヤがDJしてるイベントに行くのが一番良いんじゃないかな?なんたって、ミニマルはフロアの展開を体感して初めて理解出来る音楽だから。
<2000.03.12>

2000年2月29日

ミルクセーキ【Milk shake】

 「牛乳に卵・砂糖・香料・氷を入れ、強く振って泡立てた冷たい飲物。」と書いているのは、大辞林第二版。何が知りたかったって、ミルクセーキのセーキ。これって、SHAKEが訛ってというか聞き違えてセーキになったみたいなのさ。いやいや、勘違いとは笑えます。でも、そんな日本人ってとってもFANNY で良いのではないでしょうか。英語が普及したこの時代に於いては、こんな勘違いもなくなってしまうのでちょっと寂しいかな?
 同様の勘違い:ラムネ【Lemonade】
<2000.02.29>

2000年3月 6日

メスカリン【Mescaline】

 原料は『ペヨーテ』(サボテンの一種)。日本では『ウバタマ』って名前で売ってる。『メスカリン』としては違法。でも、『ウバタマ』はO.K.。なんだか片手落ちな法律なんだけどね。元はと言えば、メスカレロ・アパッチのシャーマンがメスカリトと呼ばれる精霊と交信する為に使っていた媒体。まぁ、もともと麻薬って言うのはシャーマンがトランス状態を得る為に使っていたものがほとんどだからね。ただし、自然のものだけ。合成薬は、基本的には麻酔薬的な利用が多いのかな?使用法は、薄く切ったものを咀嚼した上で飲み込んだり、ミキサーにかけてなんかとまぜて飲んだりすると良いみたい。ただし、結構強い効果があるので基本的にはHAPPYな時にのみ服用するようにしないとやばい。なんてったって、気持ちを増幅するものだからBLUEな時の気持ちも増幅してしまう。そうなったら、手が付けられないでしょ。あーそうそう、危険なのは合成メスカリン。基本的に市場に出回ってる合成メスカリンはほとんど偽物で、LSD とPCPの合成物だったりする事が多い。まぁ、薬物はやらんに越した事は無いんだけど。
<2000.03.06>

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