Review of HEAVENS DOOR

LinkIconPrevious

思えば、遠い道を来たもんだw

 この写真、いつの物だか分かります??

 かれこれ5年前の2004年、伊豆で扉やった時の写真で、ステージとも呼べない野っ原でLiveをしていたのはDachambo。本当、思えば遠い道を来たもんだって感じで。正直、誰もここまで続くとは思ってなかったんじゃないかな?実際ね、この前の年の秋には忘れもしない「もう、パーティー辞めっかな?」事件とかも起きたりしてて。(2003年の秋、実際は素晴らしい祭ではあったんですけどね)

 パーティーって、楽しいんだけどほんの一瞬で過ぎ去ってしまう感があるんですよね。なんでかっていうと、多分一年を通してそのパーティーをどうするかを考えて考えて考え抜いてその形にもってってやってみるとあまりにバタバタしててあっちゅう間。毎年毎年、もっと良くする為にはどうすれば良いのかを考え続けるんだけどやってみると「アレ足らんかったやん」とか「これは、しんどすぎるから」とか「もうちょっとこうすれば面白くなったかもねー」がドンドン出て来て『そんじゃ、また準備しないとね。早めに。』と言って、また次がスタート。兎に角準備にもの凄く時間がかかって、祭の時間はその100分の一。まるで、夏の夜空に咲く3尺玉ですよ。

 最初の頃は、そんな時間をかけてやる祭じゃなかったの。知ってる人は知ってると思うけど、うちの祭は最初VISION QUESTの焼き肉の最中に「俺らわざわざ西と東からこんなに集まって村やってんだから、パーティーでも出来るんじゃね?」という誰が言ったかは最早思い出せない一言から始まったのね。結局の所、その与太話の現場に居た『初代扉一家』で残ってるのってRYU☆ICHIくらいじゃないかな?当時、うちらはDEPTH家と言う名前で集まってて(K.LUV DEPTHってサイトで色々交流して遊んでたのでこの名前)そこと西の中心的サイトRAVE TRIVEに集う連中で良く集まってパーティーで村を作ってたのね。それが、かれこれ10年以上前の話。実際、その頃ってまだRAINBOW2000の影響やEQUINOXの影響も色濃く残ってた上にまだシーンがアンダーグランドだったおかげで兎に角濃かったのよ。そんな濃い所に、わざわざ東西から集まって村作って肉焼いてるんだからおかしな化学変化が起こらないはずが無い訳で。その実験結果が、このHEAVENS DOORだったと。そう言う訳だと思います。

 ほんとに、凄い思いつきで会場からとあるオーガナイザーに電話して「あのスピーカー家にまだある?」って誰かが電話して、また別の誰かが「確かあのキャンプ場は、オフシーズンただみたいな金で貸してくれるよ!」って言って電話して。あれよあれよと言う間に、パーティーのお膳立てが整って。今考えてみたら、もの凄く気楽に始めてたなと。集まったのがこれまた濃いパーティーメンバーで、『DEPTH家(AghartA)』『SPACED OUT』『RAVE TRIVE』『LX-P』『肉肉弐千』『AURORA』『SPACE VOX』『Eternal Green』とかとか。まぁ、良くわからんけど兎に角色んな所から色んな人の伝で人が集まってパーティーの形に自然になって行った感じでして。今考えると、誰が何を持ってくるとか言う分担も凄く適当で良くパーティーの体裁が整ったなーとか今更思ったりしています。でも、それでもパーティーは出来るもんなんでしょう。

 そんな祭が、10年で大分変わって。
 現在は、『四代目扉一家』が祭の屋台骨を支えていると言う訳です。
 でも、空気としては初期ともの凄く変わってって事は無いんじゃないかな?

123

▲ ページトップへ

TEST

What's New

2012/11/18
2012/07/18
2012/07/17