【Diary】旅の記録:フランス回想記:Paris 2nd DAY(part 1)

let there be light
「光あれ」って感じの朝でした。

さて、今日は起きたら15時半。
フランス時間で言えば、朝の8時半。
それなら上々なんだけど、ここは日本で私は東京。
駄目だ、まだ時差ぼけ?
と言う事で、回想記二日目。
遅いなあ、俺。
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パリの二日目の朝は、結構早起きして7時くらいだったかな?
空から、二条の光が射していてちょっと神々しかった。
本当はアメリカンブレックファストを予約してたんだけど、どこで暖かいものを貰うのか全然分からず結局フレンチタイプのクロワッサンとショコラと言うスタイルで。
ま、そのくらいにしておいた方がパリでは無難と言う事を後で知る事に。
よくよく考えたら、12年前にパリに来た時はちゃんと食事をしてない気がするんだよね。

Partie de campagne
このお店、昔東京にもあった気がするんだけど気のせいかなぁ?ケーキ屋さん。

日曜の朝と言う事なのか?今朝は、みんなゆっくりなのかレストラン(と言っても、感覚的にはCafe)の入り口はフリーパスな感じ。
日本人の旅行客も、ちらほら見受けられる。
多分、ツアー客だと思うんだけどカップルが多い気が。
何だか、ガイドブックを眺めながら計画を立ててたりして楽しそう。
初々しい笑顔で彼氏を眺める彼女の表情が、幸せを誘う。
僕は、パソコンの画面を眺めながらちょっと書類を作ってみたり。
あまりここで時間を費やすのもなんなので、ショコラを飲み干したところで”Au voir!”と挨拶をしてレストランを後に。
部屋に戻り、ひとしきり準備をして空の様子を確認していざGare de Bercyへ。
ここで勘違いに気づくんだけど、SNCFのGare de Bercyと地下鉄14号線の駅は全くつながっておらず。
そういうもんなのねー、と歩いて探してみたら結構距離があった。

gare de bercy
そして、目の前がGare de bercyという好立地のホテルに滞在していました。

この日の目的は、ルーブル界隈。
と言う事で、14号線に乗ってPyramidesに向かう事にする。
そうそう、パリも東京同様凄く地下鉄が発達してて公共の交通機関で市内の大概の場所は回れます。歩いてたら、簡単に地下鉄の駅が見つかると言う意味では東京以上かな?
東京と違うのは、券売機が異様に少ない事。
Bercyも、一個しか無いし……。
と言う事で、遊びに行く人は10BilletsがセットになったCarnetを購入する事を御進めします。券売機も、何だか分かりにくくてツーリストが固まって列がよく滞ってた。
でも、そういう時はパリの人が親切に教えてたのが何だかいい感じ。
日本だと、券売機が多すぎるのもあってなかなかみんな助けてあげないもんね。
最近はちょっと英語がわかるようになってきたので、今後はHELPに入ってみようかと。

louvre
全体的に、どんよりしてますが、それがまた町並みとマッチしていたりね。

さて、ルーブルに到着すると思ったとおり人だかり。
とはいえ、たまに日本の美術館にアホほど列が出来るようなアレとはまた違う感じで。
ゆったりとしてる空気。これも、パリならではなのかな?
荷物検査を通過し、ピラミッドから入場(昔こうだったかなぁ?)。
入場料は、9ユーロ。
並ぶのが面倒なので、クレジットカード専用機から購入(この機械も便利だなと)。
考えてみたらさ、日本の国立博物館も実はここに負けず劣らす凄いものを所蔵してるんだけど皆ピンと来てない。
日本人は、海外に行くとこういうところに行くけど自分とこの国のこういう場にも足を運んだ方が良いと思う。
だって、常設展は明らかにルーブルなんかより格段に安い。
しかし、日本は場所が分散してるのがネックかな?
ま、東京国立博物館は色々盛りだくさんなのでお勧め。
この日一日しかゆっくり見る事なんて出来ないので、ラッシュのルートを決める。
今回捨てたのは、彫刻鑑賞と宝物鑑賞。

brain
こういう現代美術が、当たり前のように名画の前で展示されているというのも面白いのです。

主要のものをのぞき、通過(nikeとかは外ささないよ♪)。
今回は、ニコラ・プッサンとアングルとクロード・ロランをゆっくり見る事が目的。
ここまでまとめてみれるのは、ここくらいなのと12年前に来た時は特にプッサンを見る時間がなくて…….。
とはいえ、ざーっと見て回りましたよ。はい。
大事な目的の一つだったからね。
会社の出張で、こういう時間が取れると言う事実に感謝。
一人で行く出張の醍醐味だね、これは(苦笑)。
さて、今回のルーブルではメチャクチャ面白い試みが。
オランダを含む北部ヨーロッパの展示室内で、ベルギーの現代美術の作家Jan Fable【ヤン・ファーブル】の展示がクロッシング。
そう、もとの展示の形を変えずに『場』をアッサンブラージュすると言う面白い手法。
こういう展示の形態があるんだ!って、展覧会プロデュースを学んだ僕は度肝を抜かれる事に。
なんと言うか、多分パリと言う町は保守に見えながら新しいものを許容すると言う試みに果敢に挑戦して行く町なのだなと。
何だろう、それが多分パリがパリである所以でありそしてパリであり続けるという意思を矜持として示す形なのかと。
日本も、色々面白い事やってたんだよね。昔。
最近は、馬鹿みたいに国家権力が国民を煽動しながらファシズムに走ってるけどそうでない未来もあるはず。
そう、日本は文化を知ってる国なのよ。
その牙を抜こうとする輩が大勢居るけど、それを忘れずみんな遊んでほしいなと改めて感じたルーブル探訪でした。

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