昨日は、横浜トリエンナーレに行ってました!

branco.jpg昨日は、会社を休んで横浜トリエンナーレに行ってました。もう、会期があんまりないですからね。折角通し券を買っているので、満喫しない手は無いと言う事で。
しかし、やっぱり平日は空いて居ていいですね。ブランコも乗りたい放題だし、『ズーラシアの音楽』by野村誠+野村幸弘も見れました。本来、美術ってのは押し合いへし合いしながら見るもんではないと僕は思っていますので。会社休んでまで見に行ったかいがあったなぁ、なんて感慨にふけったりしてーw。
さて、本日の一番の目的は『カナダ・アニメーション・パーティ』。
「嵐の夜に/STORMY NIGHT」が、映像で見れると言うが魅力的すぎまして…….。死ぬ程寒い感じではあったのですが、フリースの毛布を貸して頂き甘酒とお菓子を頂きながら鑑賞しておりました。
あれですよ、『永い夜』って名前で売っているあの絵本の映像版なんです♪
実際、17時過ぎには場所取る為に中庭に向かったんですが見たかった『ズーラシアの音楽』やってたので退屈せずにすみました。あの、動物にピアニカで音楽聴かせるやつ。結構、音楽に動物が反応したりするのが面白い。アリクイなんて、ピアニカ弾いてたもんなw。


soi.jpgで、上映の10分前くらいに終わったんですがその後なんと主催側から「甘酒」と「スナック菓子」の配給が!
これなんて、思いもしなかったので凄く嬉しかったです。だってさぁ、ひもじいではないですかw。ちなみに、僕は会場に着くまで食うや食わずでしたので会場に着くなり一番奥にあるフードコーナーへ。ギリシャ料理らしい、「ヒーロス」なるものを食しておりました。これ、美味かったよ!
さて、アニメーションは4本立てて3部構成。17時30分より始まったのですが何しろ港なので一気に冷える冷える。今日は、風邪っぴきで病院に行くと言う始末になるくらい寒かった(お陰で家から出てませんよ、病院以外は)。が、その寒さを耐えてみる価値がありました。「ジョナズとリザ/JONAS AND LISA」なんかは、凄く考えさせられる作品でした。
この世界には、僕らの知らない位ひどい状況の国とか地域があったりしてでもその事自体は知らない場所で起こっているが故にリアリティーは無い。こういう情報を通じてしか、この事実を知る事は無いけれど結局の所体験をしている訳ではないのでその状況の真実を知る事が出来ない。ただ、言える事はだからといって僕らの価値基準でそれを推し量るべきではないと言う事。この事が不幸だと、僕らの価値基準で図る事は結局の所傲慢以外の何者でもないと言う事実を年を取って知りました。個々の幸せと言うのは、その文化的背景や国/都市/家族固有の価値基準によって培われるもの。僕らと同じ生活が出来ない事が不幸なのではなく、僕らの生活を押しつけられる事の方がより不幸を呼ぶ可能性が否めないと言う事を考えながら見てました。
しかし、やっぱり『Soi Project』のブースは落ち着きますね。このブースが、横浜トリエンナーレの会場全体に良い調和をもたらしている気がします。居場所があり、参加が出来そしてそこで過ごせると言う幸せがそこにあると言う事は非常に希有。現代のアート全体の距離感を、良い意味で縮めてくれる作品だと思います。
また、もう一度トリエンナーレに行かないとね♪

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